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TBS「日曜劇場」の歴史をさかのぼって紐解くシリーズ第10回。阪神・淡路大震災、アメリカ同時多発テロ、新潟県中越地震……さまざまな災厄の歴史を抱えているのがドラマだ。だからこそ、コロナ禍の現在、過去の名作ドラマのメッセージが時を超えて響くのだ。ドラマを深く考察するライター・近藤正高氏が、田村正和主演『夫婦。』込められた製作陣の思いを読み解く。 →小説で復活が話題『古畑任三郎』は田村正和と日曜劇場 […]
TBS「日曜劇場」の歴史をさかのぼって紐解くシリーズ第9回は、ちょっと横にそれる。田村正和を語る上で欠かせない作品『古畑任三郎』シリーズ。製作局も違うフジテレビの作品だが、のちに日曜劇場の田村主演作品にも大きな影響を与えていることがわかった。ドラマを深く考察するライター・近藤正高氏も初めて気づいたという衝撃の事実。 →名作ドラマ『カミさんの悪口』が主婦の心をつかんだ時代背景とその仕掛けを解析 シ […]
「日曜劇場」の歴史をさかのぼって紐解くシリーズ第8回は、前回に続き、田村正和が篠ひろ子と夫婦を演じた『カミさんの悪口』をライター・近藤正高氏が振り返る。バブルが崩壊して2〜3年、日曜劇場の視聴者層は当初のターゲットであった中年男性から主婦層にうつっていったのではないか。ストーリーに沿って若い女性と夫の浮気の描き方を解析しながら、仮説を検証する。 前回を読む→田村正和・篠ひろ子主演『カミさんの悪口』 […]
「日曜劇場」を歴史をさかのぼって紐解くシリーズ第7回は、田村正和が篠ひろ子と夫婦を演じた『カミさんの悪口』をライター・近藤正高氏が振り返る。最近の日曜劇場のイメージとなったミステリー要素や大逆転劇はない。だが、長年連れ添った夫婦の関係の追求はそれに匹敵するかもしれない。自粛生活が続くなか、おたがいの存在を見直す夫婦も多いだろう。そこにあるのっぴきならないドラマや夫婦生活「あるある」は時を経た今も色 […]
「日曜劇場」を歴史をさかのぼって紐解くシリーズ第6回は、主演本数歴代第1位の田村正和を取り上げる。シリアスからコミカルに役のイメージの幅を広げていく過程を、ライター・近藤正高氏が追う。そこにはある人物の存在が! 田村正和は圧倒的スターだ スター俳優が不在といわれて久しい。そもそもスターをスターたらしめる条件とは何だろうか? そう考えたとき、私がまず思いつくのは、「どんな役を演じても、その人以外の […]
「日曜劇場」を歴史をさかのぼって紐解くシリーズ第5回は、歴代の主演俳優を振り返る。新旧問わずドラマとドラマの歴史を愛するライターの近藤正高氏は、俳優とテーマ性との相関関係に気づいたという。 →第4回を読む「日曜夜に中年男性の心を掴む戦略!?『丘の上の向日葵』あらすじ考」 イラスト/まつもとりえこ 「日曜劇場」最多主演は田村正和 TBS系の「日曜劇場」は1993年4月に単発ドラマ枠から連続ドラマ […]
「日曜劇場」を歴史をさかのぼって紐解くシリーズ第4回は『丘の上の向日葵』の後半を斬る。物語構造を時代に結びつけて解析するライター近藤正高は「すっきりしない」と思った。だがそれは必然だった? 今だからわかる名作の担った宿命を解き明かす。 →第3回を読む山田太一のファンタジーが心を揺さぶる『丘の上の向日葵』 すっきりしない結末なのはなぜか 何だか、もやもやする……。『丘の上の向日葵』(山田太一原作・ […]
ドラマの巨匠・山田太一とは、意外にもファンタジー作家ではないだろうか。1956年に始まったTBSのドラマ枠「日曜劇場」を独自の視点で物語に迫るドラマレビューで定評のあるライター近藤正高が紐解くシリーズ第3回では、名作『丘の上の向日葵』の前半を中心に、脚本家・山田太一の資質を大胆に考察する。 →第1回を読む「コロナ延期のドラマ半沢直樹を待ちながら」 →第2回を読む「名作『丘の上の向日葵』と堺雅人『 […]
自宅で過ごす時間が増えた今、介護の息抜きに…介護ポストセブンではドラマレビューを開始する。 4月からの新クールでのドラマの見所をお伝えする予定だったところ、新型コロナの影響により、7年ぶりの続編に期待がかかっていた「日曜劇場」シリーズ枠のドラマ『半沢直樹』が放送延期に…。そこで、ドラマを愛し、とりわけ「日曜劇場」シリーズを熱く見守りつづけるライター・近藤正高さんが、『半沢直樹』を待ちながら「日 […]
テレビプロデューサーの石井ふく子さん(96才)は、脚本家の橋田壽賀子さん(享年95)と共にTBS系長寿ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」など多くの作品を生み出してきました。2人の親交は深く、家族のような関係だったという。街頭演説中に起きた安倍晋三元首相の暗殺など、何が起きてもおかしくないこの時代の家族のあり方について聞きました。 戦争のドラマは絶対に作らないと決めている 最近は家族のあり方が変わりま […]
TBS「日曜劇場」をさまざまなテーマで考察する隔週連載。12日に最終回を迎えた小栗旬主演『日本沈没―希望のひと―』を、ドラマと昭和史に詳しいライター・近藤正高さんがじっくり振り返ります。令和版『日本沈没』が最後に見せた希望とは? あまりに多くの人を殺してしまった 日曜劇場で10月から放送されてきた『日本沈没―希望のひと―』が12月12日についに最終回を迎えた。 田所博士(香川照之)の予測ど […]
TBS「日曜劇場」をさまざまなテーマで考察する隔週連載。前回にひきつづき、小栗旬主演『日本沈没―希望のひと―』)を、ドラマと昭和史に詳しいライター・近藤正高さんが、第7話(11月28日放送)、第8話(12月5日放送)の流れを追いながら深く考察します。今週日曜(12月12日)いよいよ最終回! 緊張感あふれる外交交渉 日曜劇場『日本沈没―希望のひと―』は、第2章に突入してからというもの、日本沈没と […]
TBS「日曜劇場」をさまざまなテーマで考察する隔週連載。前回にひきつづき、小栗旬主演『日本沈没―希望のひと―』)を、ドラマと昭和史に詳しいライター・近藤正高さんが、第5話(11月14日放送)、第6話(11月21日放送)の流れを追いながら深く考察します。 菅田将暉登場の可能性が? 小松左京原作の日曜劇場『日本沈没―希望のひと―』の第2章に入ろうかというタイミングで、ドラマの主題歌「ラストシーン」 […]
TBS「日曜劇場」をさまざまなテーマで考察する隔週連載。前回にひきつづき、小栗旬主演『日本沈没―希望のひと―』)を、ドラマと昭和史に詳しいライター・近藤正高さんがさらに深く考察します。Paraviで配信中のスピンオフ『最愛のひと~The other side of 日本沈没~』と本編の関係についても解説。 関東沈没公表までの道のり 日曜劇場『日本沈没―希望のひと―』が、選挙特番のため一週休止し […]
TBS「日曜劇場」をさまざまなテーマで考察する隔週連載。前回にひきつづき、小栗旬主演『日本沈没―希望のひと―』)を、ドラマと昭和史に詳しいライター・近藤正高さんがさらに深く考察します。 原子力発電を思い出さずにはいられない 日曜劇場『日本沈没―希望のひと―』は今月10日にスタートして以来、直近の第3話まで世帯平均視聴率は15%台(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で推移し、好調である。 小栗旬演 […]