“日曜劇場”の検索結果
TBS「日曜劇場」をさまざまなテーマで考察する隔週連載。今回のテーマは「政治家」。政権の移り変わりは、ドラマにどう影響してきたのか。日曜劇場以外の作品も視野にいれつつ、ドラマと昭和史に詳しいライター・近藤正高が自民党総裁選挙開票のきょう、じっくり検証します。 映画では日本初の女性総理誕生 自民党の総裁選挙がきょう(9/29)行われる。所詮は一政党の党首を決めるにすぎないし、国民にとっては、この […]
TBS「日曜劇場」をさまざまなテーマで考察する隔週連載。今回は、放映中の『TOKYO MER~走る緊急救命室~』に注目。大河ドラマも休んだ東京オリンピック・パラリンピック開催中も好調を保ち、鈴木亮平演じるチーフドクターの率いる救命救急チームの活躍は、困難を極める現実の医療の現場にも活力を与えてくれたように見えた。ドラマを愛するライター・近藤正高が、ドラマの真価を考察します。 オリンピック・パラリ […]
TBS「日曜劇場」をさまざまなテーマで考察する隔週連載。今回取り上げるのは『ナポレオンの村』が放送された2015年は、新国立競技場建設の白紙撤回、エンブレム盗用疑惑など「東京オリンピック2020」開催に陰りを感じ始めた年である。唐沢寿明演じる主人公は東京都の職員。まだコロナの脅威こそないが、理不尽な権力に立ち向かい、計画を着実に進めていく姿に、今こそ励まされるはず。昭和史に詳しく、ドラマを愛する […]
TBS「日曜劇場」をさまざまなテーマで考察する隔週連載。今回取り上げる『サマーレスキュー~天空の診療所~』は、夏山の診療所に来た外科医(向井理)の過酷な状況下での医療奮闘記である。同じ日曜劇場『JIN―仁―』との共通点、キャスティングの秘密などを、ドラマを愛するライター・近藤正高が考察します。 『サマーレスキュー~天空の診療所~』はこんな話 来週の日曜、8月8日は祝日「山の日」である。本来は8 […]
TBS「日曜劇場」をさまざまなテーマで考察する隔週連載。今回は『空飛ぶ広報室』、ブルーインパルス隊員(綾野剛)と報道記者(新垣結衣)の仕事と恋のドラマである。脚本の野木亜紀子は、のちに『逃げるは恥だが役に立つ』「MIU404』などの大ヒットドラマを手掛けることになり、人気脚本家の原点とも言うべき作品である。ドラマを愛するライター・近藤正高が、ドキュメンタリー出身ならではの野木ドラマの魅力に迫る。 […]
TBS「日曜劇場」の金字塔『女たちの忠臣蔵』(1979年)を生み出した名プロデューサー石井ふく子の功績を追うシリーズ完結編は、石井の異色のヒットシリーズ『松本清張おんなシリーズ』に焦点を当てます。そして、日曜劇場が単発ドラマ形式から手を引く経緯に、昭和史とドラマに詳しいライター・近藤正高さんが迫ります。 現存する映像の多い日曜劇場 テレビプロデューサーの石井ふく子がTBSの「東芝日曜劇場」で手 […]
10年前「日曜劇場」(TBS)で放映され、現在も支持を集めるドラマ『JIN—仁—』。幕末にタイムスリップした医師・仁(大沢たかお)が、完結編第1話で、佐久間象山(市村正親)から告げられた言葉は「歴史を変えることを恐れず救え!」。そもそもどうして仁は幕末にタイムスリップすることになったのかが、最終話で明らかに! 歴史とドラマに詳しいライター・近藤正高さんが、水曜だけど日曜劇場の名作を考察するシリー […]
10年前「日曜劇場」(TBS)で放映され、現在も根強い人気に支えられるられるドラマ『JIN—仁—』。幕末にタイムスリップした医師・仁(大沢たかお)が大火に逃げ惑う人々を救うために奔走する姿は、コロナ禍の医療に重なって心に深く突き刺さる。歴史とドラマに詳しいライター・近藤正高さんが、水曜だけど日曜劇場の名作を考察するシリーズ、今回は『JIN—仁— 完結編』。 時代劇の危機だった2011年 『JIN […]
「過去の名作ドラマ」は世代を超えたコミュニケーションツール。今日(4月25日)スタートする『ドラゴン桜』(TBS)は、2005年に大ヒットした同名作の続編、主演も同じ阿部寛、旧作では教え子として登場した長澤まさみが成長した姿で登場するらしい。『ドラゴン桜』とはどういうドラマだったか。大学で教鞭もとるゲーム作家の米光一成さんといっしょに復習しましょう。 阿部寛演じる桜木建二は、元暴走族のリーダー […]
10年前「日曜劇場」(TBS)で放映され、現在も根強い人気に支えられるられるドラマ『JIN—仁—』。2021年冬季の大ヒット作となった『天国と地獄〜サイコな2人〜』と同じく森下佳子が脚本を手掛ける名作の魅力をに歴史とドラマに詳しいライター・近藤正高さんが迫る。今回は、まずは俳優陣の活躍を振り返る。 →前回を読む→『JIN―仁―』で考える。医療ドラマに流血のリアリティは必要か 大沢たかおと原作イメ […]
「日曜劇場」(TBS)の大ヒット作『天国と地獄〜サイコな2人〜』が先週(3/21)、最終回を迎えた。視聴率は20パーセント超え。前回に続いて、歴史とドラマに詳しいライター・近藤正高さんが、『天国と地獄』を手掛けた脚本家・森下佳子の人気作『JIN—仁—』を考察していく。 →前回を読む→いよいよ最終回『天国と地獄』の原点は『JIN―仁―』にある? 森下佳子ドラマのヒューマンな魅力 →【水曜だけど日曜劇 […]
介護がテーマのホームドラマ『俺の家の話』(TBS毎週金曜夜10時から)もいよいよ今夜(3/26)最終回。これが本当に役者としての長瀬智也の見納めとなってしまうのだろうか。能楽師の父親(西田敏行)が三度目の脳梗塞で倒れてしまい、病室に家族が集まってくる。緊迫の状況の中に笑いを生む宮藤官九郎の見事な脚本、演技陣の魅力をドラマを愛するライター・大山くまおが解説します。 大きな“家族”を支えた長男 ド […]
長瀬智也主演、宮藤官九郎脚本の『俺の家の話』(TBS毎週金曜夜10時から)は、介護がテーマのホームドラマ。能楽師の父親(西田敏行)の介護のために実家に帰ってきたプロレスラーの息子(長瀬智也)とその家族の物語も終盤。「明るい介護」の方向を見出しかけた7話だったのに、家族の不倫の発覚が相次ぐなど、どうも雲行きが怪しくなってきた……。ドラマを愛するライター・大山くまおが7話までを解説します。 「明るい […]
放映中のTBS「日曜劇場」、『天国と地獄〜サイコな2人〜』もいよいよ最終回。『天国と地獄』から日曜劇場の「入れ替わり」テーマに着目して『パパとムスメの7日間』(2007年)を取り上げたライター・近藤正高さんの今回のテーマは「タイムスリップ」。記憶に新しいところでは『テセウスの船』(2020年)、さかのぼると『JIN—仁—』(2009年・2011年)。そして『JIN—仁—』の脚本家は『天国と地獄』 […]
長瀬智也主演、宮藤官九郎脚本の『俺の家の話』(TBS毎週金曜夜10時から)は、介護がテーマのホームドラマ。能楽師の父親(西田敏行)の介護のために実家に帰ってきたプロレスラーの息子(長瀬智也)とその家族を中心に物語は広がって行きます。認知症の進行が心配される父親の言動がおかしい、「物盗られ妄想」になっているかもしれない……。ドラマを愛するライター・大山くまおが6話までを解説します。 介護で起こる「 […]