“たろべえ”の検索結果
高次脳機能障害の母を幼いころからケアしてきたたろべえさんこと高橋唯さん。障害福祉サービスの認定調査を終え、施設介護についても考え始めたところだったが、54才となった母に起こるさまざまな症状が気になってきたため、いくつかの病院で検査を受けることに――。元ヤングケアラーが明かす親の「老い」との向き合い方とは。 1.整形外科「母の老い」 6月は母を3か所の病院へ連れて行った。通院を通して、これからは […]
高次脳機能障害の母をもつ元ヤングケアラーのたろべえこと高橋唯さん。母親が利用する「障害福祉サービス」の区分更新調査のために、母が通うデイサービスを訪れたときのこと、母の様子を聞いて驚いたという。母親のケアを今後どう続けていくべきなのか、心境の変化を綴ってくれた。 認定調査で母が通うデイサービスへ 「お母様は常にマンツーマン対応で目が離せなくて、ご家族も大変だろうと思っていたんですよ」 私は思わ […]
高次脳機能障害の母を幼い頃からケアしてきた元ヤングケアラーのたろべえさんこと、高橋唯さん。母のケアに活用している「障害福祉サービス」の支援区分が3年ぶりの更新となり、主治医の意見書が必要に。ヤングケアラーが親の認定調査に関わるときの課題や問題点を考察する。 障害福祉サービスの認定調査とは? 障害福祉サービスを利用する際には、1~6段階の「障害支援区分」の認定を受ける必要がある。介護福祉サービス […]
パラスポーツの中でもテニスといえば、国民栄誉賞を受賞された国枝慎吾さんの活躍もあり、車いすテニスは知られているが、「障がい者立位テニス」を知っているだろうか?幼い頃から高次脳機能障害をもつ母のケアをしながらヤングケアラーについての情報を発信するたろべえさんこと、高橋唯さんが父と共に注目してきた、障がい者立位テニスについて教えてくれた。 障がい者立位テニスとは? 令和5年3月17日、車いすテニス […]
ヤングケアラーという言葉が徐々に広まりつつあるが、ケアラー当事者はケアの話することにためらいを感じている人も多いようだ。幼いころから母のケアをしてきた元ヤングケアラーのたろべえさんこと、高橋唯さんも自分のケアを話すことが難しかったという。そこで注目なのが、LINEコミュニティ『けあバナ』だ。どんなものなのか、運営者にインタビューした。 ヤングケアラーが気軽に話をできる場の必要性 筆者が今のよう […]
厚生労働省が初めてヤングケアラー当事者を交えたオンラインイベントを開催した。元ヤングケアラーとして執筆や講演活動を行っている、たろべえさんこと高橋唯さんが同イベントのトークセッションに登壇した。当日の様子をレポートしながら、トークショーで伝えたかった想いについて綴ってくれた。 厚労省初のオンライン交流イベント開催 厚生労働省(以下、厚労省)による『ヤングケアラー「オンライン交流イベント」仲間と […]
高次脳機能障害の母をもつ元ヤングケアラーのたろべえさんこと、高橋唯さん(高ははしごだか)。幼いころから母のケアを続ける中で、本の世界はホッとひと息つける居場所だったと語る。そんな本好きの高橋さんが、ヤングケアラー当事者にも支援する側の人にも響くおすすめの本を教えてくれた。 1.ヤングケアラーについて理解を深められる絵本 『ヤングケアラーってどういうこと? 子どもと家族と専門職へのガイド』(生活書 […]
高次脳機能障害の母のもとに生まれたたろべえさんこと高橋唯(高は、はしごだか)さんは、元ヤングケアラーとしての経験をメディアや講演会などで発信している。大学時代に親元を離れて一度ひとり暮らしを経験したが、現在は再び家族と一緒に暮らし、働きながら母のケアを続けている。そんなたろべえさんだが、家族で食卓を囲むとき「幼い自分」が現れることがあるという。一体どういうことなのか? ヤングケアラーが抱える心の […]
片麻痺、高次脳機能障害の母親をもつ元ヤングケアラーのたろべえさん。ケアを続ける中で感じてきた悩みや迷いについて、ヤングケアラーの研究者である成蹊大学教授の澁谷智子さんに答えていただいた。当事者と専門家の対談から、ヤングケアラーが感じている心の葛藤を紐解いてみると――。 →前回の対談 元ヤングケアラーが専門家に疑問をぶつけてみた たろべえさん(以下、た):ヤングケアラーの経験をスピーチしたり、執筆 […]
最近脚光を浴び始めた「ヤングケアラー」という言葉を知っているだろうか? 介護ポストセブンで記事を執筆する元ヤングケアラーのたろべえさんと、日本におけるヤングケアラー研究の第一人者である成蹊大学教授の澁谷智子さんによる対談から、現状や課題点、支援のあり方について考察する。 ヤングケアラー当事者✕専門家の対談 対談を行ったのは、元ヤングケアラーのたろべえさんと、ヤングケアラーの研究を続ける成蹊大学 […]
ヤングケアラーのたろべえさんは、幼いころから高次脳機能障害の母のケアを続けてきた。高校生のときに詠んだ俳句を引用しながら、お母さんへの想いを綴ってくれた。子どもが親のケアを担わなければならず、本来の親子の関係が逆転しているともいえる。そんなヤングケアラーの心情に耳を傾けてみたい。 母のことを詠んだ俳句がお茶の俳句大賞に入選 「おぼろ月 静かに差し込む 母の影」 この俳句は、私が高校生の時に詠ん […]
高次脳機能障害の母と事故で左腕を失った父、家族3人で暮らす、元ヤングケアラーのたろべえさん。幼い頃から母のケアを続ける中で、たびたび「絵」を描いてきた。絵を描くことで抱えている葛藤や、自分の気持ちを整理することができたという。たろべえさんが中学時代、大学生時代に描いた絵を引用しながら、当時感じていたことについて教えてもらった。 中学時代に描いた自画像の意味 中学生の時に美術の授業で自画像を描い […]
障害のある母を幼い頃からケアしてきたたろべえさん。高校生のときに綴っていたノートの言葉を振り返りながら、ヤングケアラー時代に抱えていた葛藤を語ってくれた。18才未満の子どもが大人に変わって家族のケアや介護、感情面のサポートをするヤングケアラーである子どもは、そのときどんな心境なのか――。実体験をもとに、ヤングケアラー支援について考えてみたい。 ヤングケアラー時代に綴ったノートより 写真は高校時 […]
障害をもつ母親のもとに生まれたたろべえさんは、様々なメディアでヤングケアラー(※)の情報を発信している。そんな中、当サイトの記事に「障害があるのに子どもを産んだのはなぜか?」というコメントがいくつか寄せられた。ヤングケアラーが家族のことを自ら話さなければならない複雑な心境について、心のうちを明かしてくれた。実体験をもとに、ヤングケアラー支援の課題を考察する。 ※「ヤングケアラー」とは、日本ではま […]
高次脳機能障害の母と事故で左腕を失った父と暮らすたろべえさんは、幼い頃から母の作る料理は「宇宙レベルの不思議」だったと明かす。介護が必要な親のために、子供が料理を担わなければならない……、そんなヤングケアラーの実体験から介護・福祉のあり方を考えてみたい。 母は宇宙人?謎クッキング、5つの奇妙なおふくろの味 高次脳機能障害のある母の言動は、他人から見ると「いったいなんでそんなことを?」と不思議に […]