おかずや主食になる“冷製ごちそうスープ”レシピ「見た目もよくて◎」【管理栄養士・吉澤まゆさん】
長引く暑さに体がだるくて食欲不振なときにぴったりな、おかずや主食にもなる冷製ごちそうスープを紹介します。管理栄養士の吉澤まゆさんが教えてくれました。“ちゅるっと”いけて食事代わりになる、見た目も麗しいごちそうスープが集合。食後の爽快感も格別です!
教えてくれた人
吉澤まゆさん/管理栄養士、「GOHAN-MAYU」主宰
「毎日負担なく作れて心と体が喜ぶ料理」を雑誌や書籍で提案するほか、オリジナルスープの販売も行う。
手羽先の夏おでん風ジュレスープ
煮こごりのぷるぷる食感で食べやすく色も鮮やか!
<作り方>(4杯分)
【1】手羽先4本は、塩小さじ1/3をまぶして30分ほどおく。
【2】鍋に【1】、水4カップを入れ、中火にかける。煮立ったらアクをとり、弱火にして30分ほど煮る。
【3】塩少量で味をととのえたら、食べよく切ったとうもろこし1/2本分、斜め半分に切ったオクラ2本分を加えてさっと煮る。ミニトマト4個を加えて火を止める。
【4】粗熱がとれたら冷蔵庫に入れ、(できれば一晩)冷やす。
丸ごとトマトの冷たいスープ
強力な抗酸化作用のあるリコピンがたっぷり
<作り方>(2杯分)
【1】トマト2個はへたをくり抜き、お尻側に十字の切り込みを入れる。
【2】鍋に水2カップ、コンソメ(顆粒)小さじ1/2を入れて中火にかけ、【1】を加えてさっと煮たら火を止める。
【3】粗熱がとれたら煮汁にトマトが浸かるようにして冷蔵庫に入れ、一晩冷やす。
【4】トマトの皮を剥いて器に盛り、煮汁を注ぐ。仕上げにドライパセリ適量を散らす。
レモンクリームのスープパスタ
レモンのクエン酸やビタミンCで疲労回復を期待!
<作り方>(1杯分)
【1】細めのパスタ(フェディリーニやカペッリーニなど)50gは袋の指定時間通りにゆで、氷水で締めて水気を拭いておく。
【2】ボウルに豆乳(成分無調整)1カップ、レモン汁大さじ1、塩小さじ1/4を入れて混ぜ溶かし、ロースハム1枚をちぎりながら加える。
【3】器に【1】を盛り、【2】を注ぐ。いちょう切りにしたレモンスライス2~3枚分をのせ、粗びき黒こしょう適量をふる。
さば缶で冷や汁風
たんぱく質豊富な魚も、缶詰なら簡単に調理!
<作り方>(1杯分)
【1】きゅうり1本は輪切りにし、塩少量をまぶして少しおき、水気を絞る。
【2】器に【1】、さば水煮缶1缶(180~200g)、みそ大さじ2、すりごま大さじ1、冷水3/4カップを入れて混ぜる。仕上げにせん切りにした大葉適量をのせる。
撮影/田中宏幸
※女性セブン2024年9月12日号
https://josei7.com/
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