50代からの痛くないSEX 8つの秘策を専門家が解説｜シニアの性生活【実体験】
浮気を繰り返す夫とは55才のときに離婚し、それまでの25年間はセックスレスでした。
だって、ほかの女と関係を持っている夫となんて、気持ちが悪くてできませんよ。離婚後は地元の弁護士事務所で事務職に就き、それから数年は、再婚なんてもってのほか、恋愛すら考える余地がないほど、仕事に邁進（まいしん）していました。そんな折、職場の同僚から告白されたんです。相手はバツイチで、私より17才も年下です。
最初は、「こんなおばあちゃんに何を言っているの？ 若い子の方がお似合いよ」 と断りました。
でも、「男がみんな、若い女の子が好きってわけじゃないんですよ。若い子とは話が合わないですし、女性の魅力に年齢は関係ないですよ」 などと1年以上言われ続けて根負け。
去年末に初めてデートをしました。ホテルでのディナーが終わった頃に、「部屋を取ってあります」と―ー。
それでも、私なんかが…という気持ちをぬぐい切れないでいると、エレベーターでキス。それがあまりにも気持ちよくて驚きました。
とっくに閉経していたし、私は病気で子宮を摘出していたのに、“濡れる”という感覚があったんです。
彼がシャワーを浴びている間に、本当に濡れているのか確認したら…濡れていませんでした。
そんなに都合よくはいきませんね。それで、同年の友達にすすめられた注入式の潤滑ゼリーを、彼に悟られないように腟の奥の方に入れておきました。
シャワーから出た彼は、「かわいい。夢みたいだ」と、まさにほめ殺し。
おっぱいはたれ、お腹もたるんでいるのにほめてくれて、時間をかけて愛撫してくれて…。感謝と喜びで心が満たされたせいか、体も反応し、気持ちよくセックスができました。
彼のアソコが小さめだったこともよかったのかも。男性器は大きい方がいいなんていわれますが、年を重ねるとその逆になるんですね。いまも交際は続いていますが、セックスは私にとって若さと自信を保つ“非日常のエステ”のようになっています。
イラスト／上村恭子
※女性セブン2020年9月3日号
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※掲載した記事で利用しているものは、あくまで個人の体験談なので安全性を保証するものではありません。
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