美と健康に!ルイボス茶葉で作るレシピ「ポークカレー」「スパイシーチャイ」ほか6選
「ルイボスの栄養価と相性のよい食材を合わせれば、最強のヘルシーメニューに!」と話すのは、ルイボス大好き管理栄養士・松田真紀さん。ルイボスはお茶として飲むだけでなく、料理にも活用できるのだ。早速、松田さんにおいしいアレンジレシピを学ぼう。
ブラジルではルイボスは水分補給&飲むサラダ
ブラジルに住む日本人駐在員の食事指導を行っているという管理栄養士の松田さん。
「肉やフルーツ三昧の食生活で、太ってしまったというそのかたには、まず、代謝を上げるための水分補給として、ルイボスティーを飲んでもらうように指導しています。アフリカだけでなく、南米や東南アジアでもルイボスティーはポピュラーな飲み物です。生水が飲めないため、沸かしたお茶を飲むという衛生的な事情もありますが、ルイボスはノンカフェインでいつでも飲めるので、水分補給に適しているのです」(松田さん・以下同)
肉食が主体の国では、ルイボスティーはサラダ代わりという、驚きの話も。
「水と同様、生の野菜も日本のように手軽に食べられないので、野菜の栄養価をルイボスティーで補うイメージです。いわば“飲むサラダ”。ルイボスには殺菌効果もあるので口の中がスッキリします」
煮込み料理のハーブとしても、重宝されているルイボス
「肉や魚の臭みを取り、肉をやわらかくするために、ルイボスティーで煮込むのです。臭みは脂の酸化によるものですから抗酸化作用のあるルイボスを使うのは、理にかなっているんです」
生水が飲めない地域は、汁ごと食べられるシチューで水分補給をするという。そんなルイボスの実力を引き出すには、ほかにどんな食べ方がいいのだろう?
「ルイボスに、柑橘や野菜などの抗酸化物質をプラスするのが最強ですね。抗酸化物質同士を組み合わせると、抗酸化力のブースト(押し上げ)効果が期待できるのです」
「オリーブオイルと同様で、開封した瞬間に酸化が進み、せっかくの抗酸化力が失われていきます。買ったら2~3週間で飲みきるのがベスト。茶葉で買ったらパックに小分けして冷蔵庫で保管して」