美と健康に!ルイボス茶葉で作るレシピ「ポークカレー」「スパイシーチャイ」ほか6選
安い肉もワンランク上の味に!
ルイボスの底力を知りたいなら、やはり煮込みがいちばん。
「アフリカや東南アジアでは、ルイボスティーでカレーを煮るのは定番の使い方。ルイボスは香りが強いので、エスニックな料理が合いますね。水で煮込む代わりにルイボスティーを使うだけ。ティーバッグを放り込んでしまえば簡単だし、これだけで肉が驚くほどやわらかくなりますので、ぜひ試してみてください。
入れっぱなしだと袋が破れる場合があるので、適度なところで引き上げてくださいね。古くなったお茶も、これなら無駄なく使い切れます。濃度は、飲むときより少し濃いめにしてください」
カレーに含まれるスパイスの血流促進効果が加わり、新陳代謝も上がる。豚肉を牛の塊肉や鶏肉に置き換えてもOKだ。
★レシピ
カレー用の豚肉を炒め、分量の水と一緒にルイボスのティーバッグを入れ、肉を煮る。後は、通常のカレーを作る要領でOK。
<アレンジ6> 豚肉のエスニックトマト煮込み
旨みと栄養分が詰まったスープを味わう
トマトに含まれる旨み成分のグルタミン酸がルイボスと相まって、旨みがさらに引き出される一品。
「あらかじめ、お茶で肉を半日または一晩漬け込んでおいてもOKです。メインは旨みとお茶の栄養分が詰まったスープですから、しっかり飲んでください。これに、大豆かひよこ豆の水煮缶を加えると、主食いらずの一皿になります。肉の代わりにさば缶を入れるのもイケますよ。ルイボス、トマト、カレー粉が青魚の臭みを取り、苦手な人でも食べやすくなります」
いまは、塊肉を炊飯器で煮込むほったらかしレシピが人気だが、ルイボスティーを加えると、やわらかさがアップする。
「分量と同じ量のお茶を水の代わりに入れます。本格的な香りも出て本当においしい。豚バラ肉もおすすめです。ティーバッグは破れるので、抽出したお茶を使って」
★レシピ(2人分)
カレー用の肉(200g)をにんにくで炒め、塩こしょうする。みじん切りの玉ねぎ1/2個、にんじん1/2本を加え、カレー粉(大さじ2)を加えて炒め、トマト缶、ルイボスのティーバッグ、好みでクミンとターメリック少々を入れて肉がやわらかくなるまで煮込む。
※人数が記載されていないレシピは1人分で計算しています。ポークカレーは食べる人数に合わせてください。
教えてくれた人
松田真紀さん/管理栄養士
日本抗加齢医学会認定指導士。スポーツと健康に特化した食プロデュースを行う「バードワークス」代表。自身のダイエット体験をふまえ、300以上の施設団体で栄養指導を行う。
取材・文/佐藤有栄
※女性セブン2022年4月21日号
https://josei7.com/
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