超簡単!二日酔いに効く体調回復スープレシピ4 飲み会シーズンは「しじみ・あさり・ごま・豆もやし」で肝臓を守る!【管理栄養士監修】
忘年会シーズンがついに開幕。翌日にお酒を残さないためにセーブしているつもりでも、楽しいお酒の席でつい飲みすぎてしまい二日酔いになってしまう可能性も大いにある。そこで、二日酔いに効く食材と管理栄養士監修のスープレシピを紹介。飲み過ぎたことを後悔する前にぜひお試しあれ!
教えてくれた人
清水加奈子さん/管理栄養士
二日酔いになったら摂りたい食材は「しじみ、あさり、豆もやし、豆乳、ごま…」
久しぶりの飲み会だったり、体調によっては、気をつけていても二日酔いになる。そうなったとき、翌日に摂ることで肝臓の負担を軽減させる食材があると、管理栄養士の清水加奈子さんは言う。
「肝機能を向上させる食材としては、しじみ、あさり、豆もやし、豆乳、ごまなどがあります。しじみやあさりに含まれるアミノ酸のオルニチンやタウリン、ごまに含まれるセサミンには肝機能をアップする効果が期待できますし、豆もやしや豆乳に豊富に含まれるビタミンB群には肝機能を正常化させる働きがあります」(清水さん・以下同)
こうした肝機能を向上させる食材に加え、体自体の疲労を回復させるクエン酸が豊富な梅干し、トマトを組み合わせると相乗効果を発揮する。
「アルコールとともに排出された塩分やミネラルなどを補給するためにみそもおすすめ。たっぷりの水分と一緒にみそ汁にして摂りましょう」
飲んだ翌日は胃腸も弱っている。温かくて消化吸収がよく、作るのが簡単なスープにして食べれば、二日酔いからの回復も早いはずだ。
超簡単!二日酔い回復スープレシピ4選
※材料はすべて1人分。電子レンジは600W。
【1】豆もやしと梅干しのスープ
大きめの耐熱カップに豆もやし50gを入れ、ラップをふんわりとかけ電子レンジで2分加熱。同じカップに鶏がらスープの素小さじ1/2、梅干し小1個、水200mlを入れ、塩こしょう各適量で調味する。ラップをしないで電子レンジで1分加熱。
【2】トマト卵スープ
耐熱カップにトマトジュース200ml、すりごま小さじ1を入れ、電子レンジで約1分加熱。熱いうちに市販の温泉卵1個 、塩こしょう各適量を加えて混ぜる。
【3】しじみのガーリックみそ汁
水200mlを入れた小鍋に、洗った殻つきしじみ60g、チューブにんにく小さじ1を加えて中火にかける。しじみの口が開いたら大さじ1/2のみそを溶き入れ、小ねぎ適量を散らす。
【4】あさり豆乳チャウダー
小鍋にあさりの水煮缶1/2缶(約60g)を汁ごと、豆乳150ml、小さじ1の片栗粉を入れ、よく混ぜて弱火にかける。とろりとしたら塩こしょう各適量で調味する。
取材・文/鳥居優美
※女性セブン2023年12月14日号
https://josei7.com/