上白石萌音さんの字が美しすぎると話題の手紙のように美文字になる7つの秘訣
人となかなか会えないコロナ禍だからこそ、手書きの文字が見直されている。上白石萌音さんが連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』で綴った美しい文字の手紙も話題となった。季節の挨拶やお礼状を書くときに役立つ、ちょっとした工夫で“美文字”になる秘訣をお教えします。
上白石萌音が綴った手紙の全文
かねてインスタグラム等で、その達筆ぶりが話題となっている上白石萌音(23才)。
NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』第6話(11月8日放送分)で、安子(上白石)が稔(松村北斗)に宛てて綴った手紙の文字が映し出され、その美文字が反響を呼んだ。その後、番組公式ツイッターで手紙の全文が公開され(下写真)、称賛の声が上がっている。
「スマホやパソコンでのやりとりが日常となった近年、手書きの文字が見直されてきました。コロナ禍の影響もあり、会えない親や友人に、心を込めた手紙を送りたいという人も増えています」
と話すのは、『青山一丁目ペン字筆ペン教室』を主宰する川南富美恵さんだ。
とはいえ、自分の字に自信が持てないという人は案外多いもの。長年、身についてしまったものだから…とあきらめがちだが、それにはまだ早い!
「文字にはそれぞれ、きれいに見えるフォルムがあります。たとえば、ひらがなの『か』『み』は三角形になるよう意識して書くと、美しくなります(コツ1を参照)。そうした、文字ごとの基本形を覚えるだけで、一段と字がうまく書けるようになるのです」(川南さん・以下同)
ひとかたまりの文章を書く際にも、きれいに見せるコツがある。
「ひらがなより漢字を大きめに書くことです。漢字10に対して、ひらがな8ぐらいの大きさが理想的。また、最初と最後の文字をほんの少し大きめに書くようにすると安定感が増します」
あなたの文字を美文字に見せる8つのコツを見ていこう。