夏の冷えと疲れに!体の中から温めるスープレシピ|ウー・ウェンさん
うだるような暑さに、冷たい部屋で過ごし、冷たい飲み物をたくさん飲んでばかりで、“夏の冷え性”に悩んでいる方が増えているという。
そこで、体を内から温める夏のスープを、人気料理家のウー・ウェンさんが教えてくれました。「エアコンの冷気や冷たい飲みものなどで冷えた体を温かいスープで内側から温めてあげましょう」と、ウーさん。
滋味あふれるスープは、一滴残さず飲み干せるやさしい味。野菜の持つ薬膳パワーが暑さによる疲れや冷えから体を守ってくれます!高齢者にもぴったりのメニューです。
→ウー・ウェンさん炒めものレシピ|素材の旨味を引き出すのがコツ
冬瓜と桜えびのスープ
素材のだしがいちばんの旨み。干しえびの凝縮された旨みに淡泊な冬瓜がマッチ
<材料>
冬瓜…200g(約1/4個)
水…4カップ
桜えび…30尾
塩…小さじ1/2
こしょう…少量
しょうが(せん切り)…1片分
ごま油…大さじ1/2
<作り方>
【1】冬瓜の皮と種を除き、一口大に切る。
【2】鍋に水を入れ、【1】と桜えびを入れ、火にかけて煮立ったら弱火にしてふたをして15分煮る。塩、こしょう、しょうがを加え、ごま油で調味する。
トマトととうもろこしの卵スープ
フレッシュなとうもろこしの甘みに、仕上げのごま油で香りがアップ!
<材料>
トマト(中)…1個
とうもろこし…1本
卵…1個
水…4カップ
塩…小さじ1/2
こしょう…少量
ごま油…小さじ1
<作り方>
【1】トマトはへたを取り、一口大に切る。とうもろこしは実を削っておく。
【2】鍋に水ととうもろこしを入れ、火にかける。沸騰したら弱火にし、ふたをして10分煮る。塩とトマトを加えて煮立たせたら、溶いた卵を入れて箸で混ぜる。こしょう、ごま油で調味する。
教えてくれた人
ウー・ウェンさん/料理研究家。中国・北京市出身。ウー・ウェン クッキングサロンを主宰。『シンプルな一皿を究める 丁寧はかんたん』(講談社)など著書多数。
撮影/鈴木泰介
※女性セブン2020年7月30日・8月6日号
https://josei7.com/
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