コロナ自粛中にしたこと3位「掃除」2位「家で映画」1位は?生活実態調査
新型コロナによる自粛期間中に、みんなは自粛を守っていた?どのくらい外出していた? 何をしていた? 日常生活はどのように変わったのか…アンケート調査で明らかになったコロナ禍の生活実態を公開する。
コロナ禍の出来事を振り返る
昨年末に新型コロナにまつわる感染が報じられて以降、日本国内でもこの数か月で瞬く間に感染が拡大し、生活が一変した。
自粛要請の発令をはじめ、コロナ禍における出来事を振り返ってみると…
●コロナ感染拡大をめぐる国内の出来事
2020年1月下旬:国内で新型コロナの感染例が報告され始める
2020年2~3月:クルーズ船で感染拡大。東京、北海道などで感染が広がり始める
2020年3月2日:臨時休校要請。デイサービスの閉鎖も相次ぐ
2020年3月21日~3連休:自粛のゆるみから感染拡大へ…
2002年4月7日:緊急事態宣言が発令。東京、埼玉、千葉、神奈川、大阪、兵庫、福岡の7都市から、4月16日には全国へ拡大。
2020年5月15日:緊急事態宣言を解除。東京、埼玉、千葉、神奈川、大阪、京都、兵庫、北海道の8都市は、引き続き自粛要請。その後5月25日に全面解除。
2020年6月2日:小池百合子都知事が、東京アラートを発令(11日解除)
※2020年6月16日現在。
→親がデイサービスに行けない!食事はどうする?|700人以上看取った看護師がアドバイス
→新型コロナでデイサービスに行けない!? 北海道の介護職員から悲痛な声
自粛に関する調査で意外な事実が…
緊急事態宣言が発令し、外出自粛の間、みんなはどう過ごしていたのだろうか? 女性セブンでは、新型コロナにおける自粛についてのアンケート調査※を実施。1500人を超える人々から回答が寄せられた。
自粛中にどのくらい外出していた? 自粛生活中に何して過ごしていたのか? 調査結果を発表する。
※女性セブン2020年18号「外出自粛について」の調査(期間4/23~5/22 n=1504人)。
外出自粛を守っていた人は6割超
「新型コロナウイルス感染拡大を防ぐために、外出自粛を守っていたか?」の質問に対し、
「守っている」人が全体の6割を超えた。
調査期間(4月22日~5月22日)は、緊急事態宣言が発令中だったため、6割を超える人が外出を控えていたようだ。
一方で「守ろうと思っているがやむをえず外出する機会が多い」が24%で、おおよそ5人に1人となった。
リモートワークができない業種の仕事や、医療従事者などはこちらにあたるだろう。
「守れているかわからない」が9%で100人以上いたのは、“自粛”がどのくらいの頻度を指すのか明確でない点にあったのではないだろうか。
たとえば、「スーパーなど買い物は週1程度」と言っていたが、記者が週末にスーパーに行くと、午前中はかなりの“密”だったので、やむをえず週に2~3回に分けてスーパーに買い物へ行っていた。これは自粛を守れたのだろうか?
→兄がボケました~若年性認知症の家族との暮らし「第44回 兄は去年から外出自粛中です」
自粛期間中は週に何日くらい外出したか?
1週間の外出頻度について聞いたところ、1位は「週2日」、2位は「週3日」。週2日と3日を合わせて、全体の半数を占めた。
そして、3位が「週1日」だった。
「買い物は週に1回程度まとめて…」という要請に従っていた人も一定数いたのかもしれない。
コロナ後の日常生活の変化|夫に惚れ直した人は…
できる限りのリモートワーク、日常的なマスク、感染に注意しながらの生活スタイルなど、withコロナで暮らしは一変した。
「日常生活がコロナ前後でどのように変わったのか?」という質問に対する回答がこちら。
「健康に気を使うようになった」が1位で、感染予防のために、日ごろから免疫力を高めておくことの大事さが見直されたといえるだろう。本サイトでも免疫力についての記事も多くの人に読まれた。
→20代30代も危ない! 免疫力高める食べ方【世代別まとめ】
そして、「ストレスが増えた」「家事の負担が増えた」と答える人も多かった。
自粛によるさまざまなストレスから、「気分が落ち込みやすくなっている」人も増えたのかもしれない。
働き方も変わってしまった。会社に出勤せず自宅で仕事をするリモートワークが推奨されたことで、夫が1日中家にいるという人も増えた。
「けんかが増えた」と答えた人よりさらに少なかったのが、「在宅勤務をしている夫を見て惚れ直した」で、最下位となった。
いつもはいない夫が家にいるということが、妻にとってストレスが増える原因のひとつだったのかも…。
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