20代30代も危ない! 免疫力高める食べ方【世代別まとめ】
新型コロナに罹患していたプロ野球の藤浪晋太郎投手(25歳)はじめ、20代30代の若者にも危険が及ぶ。若いからと過信は禁物。そこで年代別の免疫力強化に役立つ食べ方やレシピをまとめてみた。
20代30代は【あじ・さば】肉より青魚を!
基礎代謝が高い若い世代は、「パワーをつけようと肉料理を好みがちですが、悪玉コレステロールが酸化され、動脈硬化などの生活習慣病のリスクが高まります。肉は週に1~2回程度に抑え、魚からたんぱく質を摂りたいもの」と語るのは、新渡戸文化短期大学客員教授で管理栄養士の堀知佐子さんだ。
「特にあじ、いわし、さばなどの青魚には、DHAとEPAというオメガ3脂肪酸が豊富。血流がよくなり、免疫力も高まります」(堀さん)
40代は【キャベツ】野菜から食べて!
40代になると、基礎代謝量が低下し、太りやすくなったり、老化によりがん細胞発生のリスクも。
「免疫力が弱まれば、がんリスクが高まるため、抗がん作用のある食材の摂取が必要になってきます。
中でもキャベツは、抗酸化ビタミンといわれるビタミンCと、免疫力を高めるイソチオシアネードという辛味成分、胃腸の粘膜の修復に働くビタミンU、がん予防や免疫力を高めるカロテンも含むため、おすすめです」(堀さん)。
50代60代からは年代に合った食品を…
年代に合わせた食品や食べ方について再生医療やアンチエイジング療法に定評のある医学博士の日比野佐和子さんに聞いた、おすすめレシピを紹介する。
50代におすすめ【大豆】を使った料理
女性ホルモンが不足しがちな50代は、大豆の料理がおすすめだという。
「大豆に含まれるイソフラボンには女性ホルモンを活性化させる働きが、トリプトファンには幸せホルモンと呼ばれるセロトニンの分泌を促す効果があります」(日比野さん)。
●きのこの豆乳グラタン×納豆とじゃこの挟み焼き
※初出:女性セブン
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