【中央・総武線】注目の特別養護老人ホームと介護付有料老人ホーム【まとめ】
住宅街と商店街がバランスよくあり、住みやすさが人気の「阿佐ヶ谷」駅。駅から徒歩約4分と利便性の高い場所にある「ライフステージ阿佐ヶ谷」の特徴は看護師が24時間おり、看取り率が高いことだという。運営を行っている株式会社星医療酸器は、1974年の創業以来、医療ガスを提供する事業を行い、在宅医療にも貢献してきたそうだ。
看護師が24時間常駐しているため、緊急時や医療依存度の高い入居者にも適切な対応が可能だという。例えば、経管栄養やたんの吸引などが必要な人の対応もできるそうだ。看護師がいるために麻薬の使用も可能で、看取りのケアにも力を入れている。24時間途切れないケアと在宅医療の医師との連携によって、病院での最期を希望する入居者を除き、6割近くの入居者の看取りをしているという。
新しい試みも積極的に取り入れているライフステージ阿佐ヶ谷。その一つが「ドールセラピー」を導入。使っているのはそのドールセラピーが広く普及しているというスウェーデンのルーベンズバーンズ社の人形だ。元々は教育的配慮を必要とする児童を対象として開発され、その後、認知症ケアへの効果が認められ、多くの高齢者施設で利用されるようになったという。自分の好みに応じた形や大きさ、色の人形を選ぶことができる。大好きな人形を抱きしめることで、不安を感じている高齢者が落ち着きを取り戻す効果があるそうだ。
比較的小規模な施設にも関わらず、共用スペースの数が多いこともこちらの施設の特徴。各フロアにくつろげるスペースがあるので、部屋のすぐ近くで自宅のリビングのようにくつろいだ時間を過ごせる。
居室には緊急通報装置もあり、安全に配慮した部屋作りが意識されている。テレビなどは無料でレンタルできるそうだ。
介護スタッフの6割以上を介護福祉士で揃えているのは、手厚いケアを実現するため。専従の理学療法士による生活リハビリの提供、認知症専任スタッフの配置など介護サービスの充実にも力を入れている。さらに、徒歩3分の距離にある救急機能がある総合病院への受診の付き添い、入退院の支援を無料で行っているそうだ。協力医療機関とは月2回以上の訪問診療を含め、24時間の医療連携体制を確保しているため、安心感がある。
→看取り率6割、看護師の施設長が運営する介護付有料老人ホーム<前編>
→看取り率6割、看護師の施設長が運営する介護付有料老人ホーム<後編>