手厚いケアを受けながら自分らしく暮らせるホスピス型住宅『ReHOPE 小山』が開設【栃木県・小山市】
病院並みの医療と自宅のような安心感を両立したホスピス型住宅『ReHOPE 小山』が2026年1月にオープンした。「自宅での介護は家族が限界、でも病院で過ごすのはちょっと…」。そんな悩みを解決する、第3の選択肢を紹介する。
大病を患った人が最後まで「自分らしい生活」を実現できるホスピス型住宅とは
高齢化が進行する日本において、重い病や障がいがある人でも手厚いケアを受けながら自由度の高い暮らしを叶えてくれる高齢者施設が増えている。がん末期や指定難病(ALS、パーキンソン病など)といった医療依存度が高い人が入居できるホスピス型住宅だ。
看護師や介護スタッフが終末期のケアを行い、「苦痛を軽減し、最期までその人らしく過ごせる」場所として注目を集めている。
栃木県小山市に2026年1月、新しくオープンしたのがホスピス型住宅『ReHOPE 小山』だ。ホスピス型住宅を全国55箇所以上展開するシーユーシー・ホスピスが運営。その魅力に迫った。
県南部に位置する小山市に『ReHOPE 小山』が開設
ホスピス型住宅『ReHOPE 小山』は住宅型有料老人ホームに訪問看護・介護事業所を併設し、24時間365日にわたり専門的なケアを提供する。
最寄り駅はJR宇都宮線・東北新幹線「小山駅」で、交通の便が良く東京方面へのアクセスも抜群。駅周辺には商業施設や公共施設も多く、豊かな自然が織りなす思川(おもいがわ)もある。
『ReHOPE 小山』は「小山駅」から歩いて14分の場所にある。近くには県道264号線が通っており、車での移動もスムーズ。施設周辺には飲食店やドラッグストアが立ち並び、面会希望者も訪問しやすい。
家族やペットとの面会も居室内であれば原則自由(要事前相談)となっており、喫煙や飲酒も医師の許可があれば可能だ。
居室の広さは10.13~14.49平方メートルで、50室全て個室で、トイレ付きの居室も一部用意されている。家具や私物も持ち込める。ナースコールやカーテン、照明機器、エアコン、ウォシュレット付きトイレなど日常生活に必要なものが備わっており、季節ごとに部屋の模様替えも楽しめる。
浴室は安全に配慮したバリアフリーで、機械浴槽を完備。身体の状況や要介護度に合わせた入浴ができ、入居者の生活の質(QOL)を保つ。
明るく開放的な食堂では、常食だけでなくソフト食やゼリー食、ミキサー食など嚥下状態に合った食事を提供。体調が優れない時は、自室で食事を摂ることもできる。
嚥下評価や口腔ケア、嚥下訓練に対応可能。嚥下障害があり口から食事をすることが難しい人でも、トレーニングや介護食を取り入れて「もう一度食事がしたい」という願いに寄り添ってくれる。
入居後も同じケアマネジャーが継続できるのも魅力。信頼や安心感は精神的な安定につながる。希望に応じて、ケアマネジャーを変更することも可能だ。
近隣の医療機関と連携し、訪問診療を実施。急変時にも対応できるよう、24時間365日体制で入居者を見守る。訪問看護・介護事業所を併設し、人間力と専門性を兼ね備えたスタッフが医師の指示に基づいた看護・介護サービスを行う。
がん末期や神経難病など17症例に加えて、人工呼吸器や気管カニューレを使用している人も受け入れ可能だ。
血糖チェックやインスリン注射、麻薬、疼痛の管理、静脈点滴、皮下点滴など医療的ケアも充実。認知症の症状が見受けられる場合でも、入居の相談は可だ。
「大きな病=病院で治療に専念」。そんな固定観念に縛られず、「残された時間を豊かに生きる」選択を叶えるホスピス型住宅だ。
【データ】
『ReHOPE 小山』
https://cuc-hospice.com/rehope/hospice/3111
開設日:2026年1月
施設タイプ:住宅型有料老人ホーム
住所:栃木県小山市城東2-18-25
料金:入居金/0円、居住費/58,000円(家賃、管理費)
※食費、医療保険・介護保険の自己負担、寝具レンタル費用、薬剤費、洗濯代行費用、おやつ代、嗜好品などは別途。
※シーユーシー・ホスピスの発表したプレスリリース(2026年1月6日)を元に記事を作成
写真/シーユーシー・ホスピス提供 構成・文/松藤浩一
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