皮から作るもちもち水餃子の作り方レシピ|シンプルで簡単!|ウー・ウェンさん
素材のおいしさを活かしたシンプルなレシピが人気の、料理家のウー・ウェンさん。北京出身のウーさんが、皮から作るもちもちの水餃子を伝授してくれます。
中国で餃子といえば、一般には水餃子のこと。「炭水化物、たんぱく質、野菜がバランスよく摂れるので一品でOKな完全食。年中食べるソウルフードです」(ウーさん)。市販の皮では再現できない、しっとりもちもちな食感がたまりません。手作りならではの“口福”を味わって!
水餃子の皮の作り方
<材料>(20個分)
強力粉…100g
水…60ml
強力粉(打ち粉)…適量
<作り方>
【1】水を入れる
ボウルに強力粉を入れ、分量の水を3回くらいに分けて入れ、そのつど箸で混ぜる。
【2】手でこねる
箸で大きく混ぜ、まとまってきたら、粉に十分水を吸わせ、手でやさしくこねる。
【3】ねかせる
全体がしっとりしたら1つにまとめ、ぬれ布巾をかけて20分ほどねかせる。
【4】打ち粉を振って表面を整える
台の上に打ち粉を振り、手のひらを使って生地の表面がなめらかになるまでこねる。
【5】2つに切る
生地を1つにまとめて包丁で2つに切る。切った1つのかたまりが皮10枚分。
【6】棒状にのばす
打ち粉を振った台の上に【5】をのせ、手のひらで約20㎝の棒状にのばす。
【7】10等分に切る
包丁で端から10等分に斜めに切る。切るたびに90度ずつ回転させ、ピラミッド形を作るように。
【8】手のひらでつぶす
打ち粉を振り、【7】を転がし、手のひらで軽くつぶす。ぎゅうぎゅう押さえず力加減は弱めに。
【9】麺棒でのばす
左手で生地を持ち、右手で麺棒を使ってのばす。麺棒を押すときに力を入れ、引くときに30度ほど回す。
【10】あんを包む
直径8cmにのばして完成。乾きやすいので、数枚のばしたらあんを包むことを繰り返して。
鶏ひき肉とパセリの水餃子のレシピ
ぎっしり詰まった鶏の肉汁にパセリがさわやか
<材料>(20個分)
水餃子の皮…20個分
鶏ひき肉 …250g
パセリ(みじん切り)…大さじ6
こしょう…少量
酒…大さじ1
塩…小さじ1/3
しょうゆ・ごま油…各大さじ1/2
<作り方>
【1】ボウルに鶏ひき肉を入れる。こしょう、酒、塩、しょうゆ、ごま油の順に入れ、そのつどよく混ぜる。パセリを入れて混ぜ合わせる。
【2】皮で【1】を包んで成形する。
【3】鍋にたっぷりの湯をわかし、沸騰したら【2】を入れる。餃子どうしがくっつかないよう網じゃくしなどで軽くかき混ぜ、強火にしてふたをする。餃子が浮いてきて、さらに皮がぷっくり膨らんできたら網じゃくしですくい上げる。
えびとしょうがの餃子のレシピ
ゴロッと切ったえびがプリプリ弾ける
<材料>(20個分)
水餃子の皮…20個分
むきえび…250g
こしょう…少量
酒…大さじ1/2
塩・片栗粉…各小さじ1/2
しょうが(みじん切り)…20g
ごま油…大さじ1/2
<作り方>
【1】むきえびを包丁でつぶし、ざく切りにしてボウルに入れる。こしょう、酒、塩、片栗粉、しょうが、ごま油の順に入れ、そのつどよく混ぜる。『鶏ひき肉とパセリの水餃子』の作り方【2】、【3】と同様に成形し、ゆでる。
教えてくれた人
ウー・ウェンさん/料理研究家。中国・北京市出身。ウー・ウェン クッキングサロンを主宰。『シンプルな一皿を究める 丁寧はかんたん』(講談社)など著書多数。
→ウー・ウェンさん炒めものレシピ|素材の旨味を引き出すのがコツ
撮影/鈴木泰介
※女性セブン2020年7月30日・8月6日号
https://josei7.com/
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