家ごもりにイチオシ冷凍食品|人気3位は揚げ物、2位は餃子、1位は?
価格も安定し、長期保存できる冷凍食品は、コロナで長引く家ごもり生活の味方。そこで冷食ジャーナリスト・山本純子さんに今イチオシの冷凍食品を聞いた。みんなはどんな冷凍食品をいつ食べている? 冷凍食品に関する女性セブン読者アンケート結果とともに紹介する。
冷凍食品アンケート みんなが活用しているのは?
●96.8%の人が冷凍食品を活用
女性セブン読者アンケート※によると、冷凍食品を使ったことがある人は96.8%。一方、使ったことがない3.2%のうち、12人が「添加物などが不安」と答えている(グラフ1)。
しかし、たとえば冷凍野菜などは「栄養価や鮮度、品質が保たれているのが魅力。保存料も不使用なので安心」と料理研究家の村上祥子さんが語るように、今どきの冷凍食品は冷凍技術の進化により、味も品質も格段に進化中のようだ。
●冷凍食品活用のシーンが広がる
また、冷凍食品の活用シーンについて(グラフ2)は、弁当がトップだが、「普段の食事」や「夕食」など活用シーンが広がっていることが伺える。
●常備している冷凍食品トップ3
読者が冷蔵庫に常備している冷凍食品を聞いたところ、トップ3はこちら。
1位:炒飯などのご飯物(532人)
2位:餃子(510人)
3位:揚げ物(から揚げやとんかつなど)(446)
なお、トップ10までに野菜(素材)がランクインしており、普段の調理にも冷凍食品を活用していることが判明した。
※女性セブン2020年14号(n=1307)冷凍食品に関するアンケートより。
コロナごもりの今イチオシの冷凍食品
新型コロナによる休校やテレワークで食事作りが増えたという人も多い。そんななかで頼れるのが冷凍食品。
山本さんに今、イチオシの3つの冷凍食品トピックスとおすすめ商品を聞いた。
1:追加食材なし! 1食完結タイプの冷凍食品
野菜や魚介など具材たっぷり、おかずいらずのちゃんぽん麺や、メインの主菜と副菜をセットにしたおかずシリーズなど、具やおかずで迷わない1食完結タイプに注目だ。
「野菜や肉を加えなくてもいいので買い物も手間も省けます。少人数家庭におすすめです」(山本さん・以下同)
●1食完結タイプのおすすめ冷凍食品
◆彩りもおいしさもばっちり! 献立を考える必要なし
「ニップン 服部さん家の和おかずシリーズ 鶏から揚げの和風あん」
主菜1種とバランスを考えた副菜2種を、ワンプレートで楽しめる和おかずのセット。
◆野菜も魚介もたっぷりおかずいらずの一品
「キンレイ お水がいらない 四海樓監修 ちゃんぽん」
スープ、麺、具がまとまって冷凍されている。鍋に入れて温めるだけで完成。
2:夕食のメインおかずにもなる冷凍食品
●メインおかずのおすすめ冷凍食品
◆がっつりボリューミー驚くほど柔らかい
「ニチレイ 極上ヒレかつ」
1個45gの満足サイズ。箸で切れるほど柔らかく、揚げたてのようにサクサク。
◆ふっくらと焼き上げた甘辛味の天然ぶり
「マルハニチロ ぶりの照り焼き」
旨みと水分を逃さないようにふっくら焼き上げ、特製の照り焼きたれをからめている。
3:家ごもりのお供に! みんなでつまめる冷凍食品
冷凍食品市場でも売れている餃子をはじめ、フライドチキンやお好み焼きなど、家族みんなで食べられる冷凍食品をピックアップ。
「家での食事が増え、家族で気軽にわいわい食べられる商品が充実。お酒のつまみにもピッタリです」
●家ごもりのお供におすすめの冷凍食品
◆野菜が摂れて栄養満点! 生地はふわとろ
「かねます 鉄板屋 山芋焼」
小麦粉を使わず山芋と卵で生地を生成。キャベツやねぎなどの野菜がたっぷりでヘルシー。
◆片手で食べられてコスパも高い
「日本ハム ハピチキ ~ハッピーフライドチキン~ やみつきスパイス風味」
片手でも食べやすいサイズの骨なしタイプのフライドチキン。
◆油・水なしでジューシー しょうがの風味が◎
「味の素冷凍食品 しょうがギョーザ」
油、水なしでパリパリの羽根が作れる。ホットプレートでの調理も可能。
教えてくれた人
山本純子さん/冷食ジャーナリスト。Webページ『冷凍食品エフエフプレス』で冷食業界の情報を発信。テレビや新聞でも冷食の知識やトレンドを伝える。
※女性セブン2020年4月23日号
https://josei7.com/