介護生活にハーブを!<4> 「かぼちゃとスパイスの薬草すうぷ」
【2】玉ねぎはくし形の薄切り、長ネギは1cmの輪切り、にんにくは千切りにする。
【3】鍋にオリーブオイルを入れ、玉ねぎとにんにく、長ネギ、生姜、ガランガルを焦がさないように中火で炒める。しんなりしたら蓋をして弱火に。ときどきかき混ぜながら、玉ねぎがしんなりするまで30分蒸らし炒めする。(蒸らし炒めすることにより、玉ねぎの旨味と甘味を引き出しすうぷに深みを加えることができる)
【4】ひと口大に薄く切ったかぼちゃを加えてさらに炒め蒸しする。
【5】全ての素材に火が通ったらベジブロスを加える。
【6】フードプロセッサーかミキサーなどに【5】を入れて、口当たりがスムーズになるまで撹拌し、ペーストにする。
【7】鍋に【6】を戻して豆乳をゆっくりと加え、煮立てない程度に温める。
【8】最後にスパイス類、塩・こしょう・しょうゆ(もしくはみそ)で味を整える。
器に盛り付けてから、ナッツのようにローストされたかぼちゃの種を適量飾っても良いでしょう。
以上は4人分の材料ですが、一度にたくさん作って冷凍保存しておくと、朝ごはんなどにも活用できます。寒い一日のスタートにこのすうぷを食べ、体温を上げておけば、免役力も上がりって風邪もひきにくくなるでしょう。
料理監修:園藤祐子(えんどうゆうこ)
ハーバリスト。日本メディカルハーブ協会認定ハーバルプラクティショナー。大宮や千葉の鴨川市、自由が丘のグリーンフラスコで薬草すうぷ講座も開催中。
公式ブログ:http://ameblo.jp/herbal-momo/entry-12206576373.html
【データ】
薬草すうぷ屋 by Herbal MOMOさいたま市大宮区にある「ギャラリーカフェてらこや新都心」にて5週おきに1週間オープン。薬草すうぷのランチプレートやハーブのスイーツなどが好評。
住所:埼玉県さいたま市大宮区北袋町1-285
営業時間:Facebookでご確認ください
薬草すうぷ屋 Facebook:https://www.facebook.com/611827412251779/
Herbal MOMO HP:https://www.herbalmomo.com
飯田裕子(いいだ・ゆうこ)
1960年東京生まれ。写真家・ハーバリスト。30代の後半にストレスと過労で体調を崩すも、医療行為を受けながらハーブと出会い回復。メディカル的なハーブに興味を持ち、取材を始める。英国在住のハーバリスト、リエコ大島バークレー女史と出会い「ハーブの薬箱:文化出版」の企画、撮影に携わる。その後、日本メディカルハーブ協会のハーバルセラピストの資格を獲得。ハーブの知恵を生かすべくガーデンスタジオJP(https://www.facebook.com/gardenstudiojp/?pnref=lhc)として活動を始める。85歳になる元医師の父と母の遠距離プレ介護が始まったばかり。
【この連載のバックナンバーを読む】
介護生活にハーブを<1>
介護生活にハーブを<2>
介護生活にハーブを<3>