猛暑で料理がイヤ!レンチン調理におすすめ3COINSの神アイテム&時短レシピ【まとめ】
1.水を流すだけで食べられる麺類
火を使ってゆでる必要がなく、水を流しながらほぐすだけで食べられる麺類は、夏の冷蔵庫に常備しておきたい食材です。
室温を上げずに省エネで調理ができ、かつ時短で食事の準備をすることができます。いくつかのメーカーから発売されていて、そば、うどん、そうめんなどがあります。
2.冷凍食品の野菜
火を使わない昼ご飯と言っても栄養バランスが偏ってしまうのは避けたいところ。ブロッコリーや人参、ほうれん草など冷凍野菜として常備しておくと、電子レンジで加熱するだけで食べられるので便利です。
3.レトルト食品や缶詰
シニア世代の方の中には、レトルト食品や缶詰を料理に使うのは、“手抜き”というイメージを持っている方もいるかもしれません。しかし、今は味も種類も昔に比べて格段に進化しています。
そこで私は、レトルト食品や缶詰を、食材の一部、調味料の一部と考えて利用することをおすすめします。上手に活用することで、時間やエネルギーを節約しながら食事の準備をすることができます。
レトルトカレーで調理の時短・節電にも
ちなみに、レトルト食品の中でもコロナ禍で需要が拡大しているのがレトルトカレーです。レトルトカレーは100円ショップでも売っていますし、最近はコンビニなどでも取り扱いが増えています。
また、昨年登場したハウス食品のレトルトカレー『プロ クオリティ』は、パウチのまま電子レンジで温められるもの。「湯煎するよりも電子レンジ加熱のほうがCO2の排出量が80%削減できる」環境にやさしい商品としても話題になりました。
レトルトカレーを上手に使うことで、調理の時短にもなりますし、省エネにもつながるというわけです。
→覚えておきたい「熱中症」の応急処置チェックリスト 経口補水液の作り方【専門家監修】
レトルトカレーの火を使わないお昼ご飯レシピ2選
1.グリーンカレーそうめん
・流水タイプのそうめんを、レトルトのグリーンカレーをつけ汁として利用します。
つけ汁に使うレトルトカレーは辛いものが苦手でなければ、グリーンカレーがおすすめですが、それ以外のカレーでもOKです。
カレーは電子レンジで温めてもよいですが、レトルト食品は加熱せずにそのまま食べられるものがほとんどなので、グリーンカレーなら夏場は冷たいつけ汁として使っても。とくにグリーンカレーはスープ状のものが多いので、そうめんのつけ汁として利用しやすいと思います。ココナッツの効いたカレーのつけ汁が麺にほどよく絡まって、夏にぴったりの味わいです。辛さが気になるときは、お好みでめんつゆを加えれば味がマイルドになりますよ。
ちなみに、100円ショップのダイソーにもグリーンカレーの取り扱いがあり、パウチタイプや缶詰もあります。
2.野菜たっぷりレトルトカレー
・レトルトカレーに冷凍野菜をトッピングします。
レトルトカレーに野菜を追加するのもおすすめです。冷凍野菜を電子レンジでチンしたり、スライスした夏野菜をトースターで焼いたりして、トッピングします。
野菜をご飯の上に並べてからレトルトカレーをかけて電子レンジでチンするだけで、野菜たっぷりカレーが出来上がります。
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夏のお昼ご飯は、便利なアイテムを活用して、火を使わない調理を習慣に。節電しながら調理時間も短縮して、暑い夏を乗り切りましょう。
初出/介護ポストセブン
「暑い夏におすすめ「火を使わないお昼ご飯」レトルトカレーを使った節電・時短レシピ」
執筆
家事・節約アドバイザー・矢野きくのさん
家事の効率化、家庭の省エネを中心にテレビ・講演・連載などで活動。NHK『ごごナマ』準レギュラー他テレビ出演多数。新聞での連載のほか自動車メーカー、家電メーカーなどの企業サイトでコラムの執筆経験も。近年は中高年層の家事アドバイスや家庭でできるSDGsについての講演、SNSでの情報発信でも活動している。著書『シンプルライフの節約リスト』、『「節電女子」の野菜レシピ!』など。https://yanokikuno.jp/
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