草笛光子さん89才、大空真弓さん83才、黒柳徹子さん89才「R90」の元気な女性に学ぶ健康法
平均寿命が延びても、重要なのは「健康寿命」。そこでアラウンド90でも毎日をイキイキ過ごしている5人に、若さの理由を教えてもらいました。元気の源は、日々の小さな積み重ね。すぐできることばかりだから、「もう年だから…」なんて言っていられません!
草笛光子さん(89)“朝のルーティンで毎日、心身を整えています”
「元気が一番、楽するな!」が口癖で、どうやったら元気に生きていけるかを日々考えているという草笛光子さん(89才)の朝の習慣はストレッチと深呼吸。
「毎朝、目覚めたらベッドの中で背伸びをし、手の指を1本ずつ動かしてから腕全体を伸ばし、足の指先から足全体もぐーんと伸ばします。耳、顔、首をマッサージして、体を温めてから腰を痛めないように体を横向きにして起き上がります。それからベランダで深呼吸を10回」
その後、新聞を読み、煎茶に梅干しをひとつ入れて飲む。
「世の中の動きを知ることは、女優という仕事にとって大事なこと。煎茶は、幼い頃に『朝茶はその日の難を逃れる』と祖母に教わってから続けている、大事な習慣です」
◆女優 草笛光子さん
1933年生まれ。1950年に松竹歌劇団に入団。日本を代表する女優として、1999年に紫綬褒章、2005年に旭日小綬章を受章。フォト&エッセイ『草笛光子 90歳のクローゼット』(主婦と生活社)も好評。
→草笛光子 美と元気の秘密は「88才のガチ筋トレ」、自宅地下に専用ジム