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2023.03.06 06:00
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週刊脳トレ｜「絵を見てしりとり」名詞がすぐに出てくるかがポイント
単語の最後の文字だけに注意して行っていく一般的なしりとりも、脳への刺激になります。「絵を見てしりとり」の場合は、何の絵であるかを判別する→その名前を思い出す→しりとりとして整合性があるかを判断する…といった、複雑な工程を必要とします。言葉だけのしりとりよりも、脳は多くの作業を行うわけです。このときに人間の体は脳へ多くの血液を送り込むように働き、情報伝達物質もよく流れるようになると考えられます。複数の作業が絡みあった問題は脳のトレーニングに、より適しているといえるでしょう。
監修：広川慶裕（ひろかわよしひろ）
1984年、京都大学医学部卒業。精神科医として、認知症予防／治療やうつ病などの精神疾患治療に専念。2014年より、ひろかわクリニック院長。精神保健指定医、日本精神神経学会精神科専門医・指導医、日本医師会認定産業医。毎週水曜と隔週土曜に、クリニックにて運動と思考力を鍛える「認トレ教室」を開催している。著書に『認知症予防トレーニング 認トレ 一生ボケない！ 38の方法』（すばる舎）、『あなたの認知症は40歳からわかる!!! 早期発見で発症、進行を抑える』（悟空出版）など。
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