兄がボケました~若年性認知症の家族との暮らし【第187回 アレを楽しくお片付けできる日がくるのか】
ライターのツガエマナミコさんは、若年性認知症の兄と2人暮らし。マナミコさんを悩ます大きな問題の一つが、兄の排泄です。大きい方も小さい方も…です。今回は、朝から大きい方で、またまた試練が訪れたというお話です。

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新調したばかりの羽毛布団の上で起きた悲劇
こんにちは。リハビリパンツの中に綿のパンツを穿いてしまう兄と同居中のツガエでございます。順番がわからないだけじゃなく、綿パンツの方が100倍気持ち良いことを肌が感じているのだろうなと思うと、すぐに穿き替えさせるのは気が引けてしまいます。今は気温が低いのでいいですが、夏のリハパンは蒸れて、わたくしは去年夏1日お試しでギブアップでした。みなさん、夏もずっとリハビリパンツなのでしょうか?
昨日の朝は、自室を一歩出た瞬間からお便さま臭がしておりました。「やっちゃってるな…」と思いながら、朝のルーティンを済ませ、兄を起こしてリビングで朝食を食べさせている間に兄の部屋を覗きに行きました。すると2カ月半前に新調したばかりの羽毛の掛け布団の上に、泥のようなお便さまが鎮座していらっしゃるではありませんか。
掛け布団カバーはしておりますが、とろりと柔