親を看取った芸能人【まとめ】安藤和津、大竹しのぶ、名取裕子…想いを語る
タレントの湯原昌幸さんと結婚、潔く芸能界を引退した荒木由美子さん。結婚2週間後に義母が入院。その日から介護を余儀なくされた。その後、義母の病状は認知症へと進行し、およそ20年にわたり、介護と子育ての日々を送ることになる。
包容力のある夫と優しい義母。周りからは「新婚で同居?」と心配する声も聞こえたというが、「結婚をしたら、夫の家族も自分の家族。夫を育ててくれたお母さんを夫ともども大事にしよう」と心に決めていたというが、結婚2週間後に姑が入院。その日から、介護人生が始まった。
その後、妻、嫁、母、いくつもの役目を同時にこなしながらの日々。どのように乗り切ったか、日々を振り返りながらこう語る。
「介護は人生の中でいちばん難しいことでした。”頑張らない”覚悟も必要だし、でも”頑張る”覚悟がないと続けてはいけません。介護真っ只中のときは、どこまでも続くトンネルに途方に暮れることもありましたが、あの経験があったから、いま、幸せの意味が分かります。今日1日、1日1日の介護をして、明日のことは明日考えればい」(荒木さん)
→荒木由美子 義母の20年介護【1】~結婚と同時に介護人生が始まって~
→荒木由美子 義母の20年介護【2】~由美ちゃん、ありがとう~
→荒木由美子 義母の20年介護【3】~介護中の方へ伝えたいこと~