夏に味わう”にゅうめん”レシピ10選|すだちで爽やか、ピリ辛韓国風…クセになる味!
夏は冷たい麺が定番になるが、食べるとホッとする“あったかめん”も恋しい。ひとくち食べればエアコンで冷えた体も温まる。肉、魚、野菜をたっぷり使って、ボリューム満点のひとさらに。フードスタイリストのダンノマリコさんにレシピを教えてもらった。
にゅうめんのポイント|そうめんのゆで方は?
「茹でたそうめんは流水でもみ洗いしてしめるのが、おいしく食べるポイント。ぬめりがとれてのびにくくなります。
にゅうめんにするときも、一度流水でしめたそうめんを温かいつゆに入れるひと手間を。かける場合はめん全体に熱いかけ汁をかけたり、混ぜたりして熱を行き渡らせるといいですよ」(フードスタイリスト・ダンノマリコ)
※温かいそうめんは、袋の表示より短めに茹でています。
【1】かき玉たっぷり酸辣湯
トマトの酸味とえのきのとろみでさっぱりと。
<作り方>
【1】鍋に水1カップ、鶏がらスープの素大さじ1、ざく切りのトマト中1個、レタス、えのきたけを入れて煮る。
【2】トマトが柔らかくなったら塩で味を調え、溶き卵2個分を加え、そうめんにかけ、酢・ラー油適量を振る。
【2】豚骨高菜
細めんは豚骨スープと相性抜群!
<作り方>
【1】豚骨風味のラーメンスープ2人分と豆乳2カップを合わせて温め、そうめんを加えて器に盛る。
【2】薄切りチャーシュー、刻んだ高菜漬け、茹でたもやしをのせる。
【3】牛肉きのこ煮
つゆだくにして肉の旨みを堪能。
<作り方>
【1】水1カップ、めんつゆ1/2カップを鍋に入れ、しいたけの薄切りとほぐしたえのきたけを加えて火にかける。
【2】【1】が沸騰したら牛切り落とし肉を加え、火が通ったら汁ごとそうめんにかける。器に盛り、七味唐辛子を振る。
【4】ミルクカレーそうめん
ミルクたっぷりのやさしい味わい。
<作り方>
【1】水1カップを鍋に入れ、いんげんと厚揚げを茹でる。
【2】【1】に牛乳1カップを加え、カレールー1皿分を溶かし入れ、沸騰直前に火を止める。めんつゆ大さじ1程度で味を調え、そうめんを加える。
【5】ピリ辛韓国風
炒めたキムチとあさりで旨みを凝縮。
<作り方>
【1】キムチ120gはごま油で炒め、あさり140g、水11/2カップ、酒少量を加えて煮る。
【2】めんつゆ大さじ1程度で味を調えてそうめんにかけ、にらとしょうがを散らす。
【6】しらすペペロンチーノ風
にんにくの風味をじっくり油に移して。
<作り方>
【1】フライパンにオリーブオイル大さじ6、ラー油少量を入れ、しらす40g、にんにくの薄切りを炒める。
【2】【1】のにんにくがカリッとしたら、そうめんにかけて黒こしょうを振る。
【7】豚汁夏仕立て
薄味の豚汁で暑い日もほっこり。
<作り方>
【1】豚バラ肉はひと口大に切り、ピーラーで薄切りにしたごぼう、にんじん、れんこんとともに薄味の豚汁を作る。
【2】【1】にめんつゆ少量を加えて味を調え、そうめんを加える。
【8】揚げ玉ちくわのせ
ちくわと揚げ玉で手軽にコク増し。
<作り方>
【1】鍋に水11/2カップ、めんつゆ大さじ4を入れて火にかけ、縦に細切りにしたちくわを軽く煮てそうめんにかける。
【2】揚げ玉、三つ葉をのせる。
【9】すだちにゅうめん
あったかつゆで柑橘の香りが倍増。
<作り方>
【1】鍋に水2カップとちりめんじゃこ30gを入れて火にかけ、沸騰したら酒・塩・しょうゆ各少量で味を調える。
【2】そうめんを加えて器に盛り、すだちの薄切りをのせる。
【10】きのこマーボー
きのこの種類を増やせばおいしさアップ。
<作り方>
【1】鍋にレトルトの麻婆豆腐の素2人分とほぐしたしめじ、エリンギの薄切りを入れて1~2分煮る。
【2】器に盛ったそうめんに【1】をかけ、万能ねぎを散らす。
教えてくれた人
フードスタイリスト ダンノマリコさん
雑誌等でレシピ考案やスタイリングを手掛ける。食のイベントも主催。著書に『保存食&食べ方テク』(朝日新聞出版)などがある。
撮影/菅井淳子
※女性セブン2021年7月1・8日
https://josei7.com/
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