自家製なめたけの作り方とアレンジレシピ|味も日持ちもよくする調味料とは|野口真紀さん
がんや成人病の予防など、さまざまな健康効果があるきのこは毎日食べたいもの。ごはんのおともの定番“なめたけ”なら毎日食べても飽きがこない。しかも、手作りすれば保存料など使わないので安心。そこで、“自家製なめたけ”を常備しているという料理研究家の野口真紀さんに作り方のコツとアレンジレシピを教えてもらった。
※レシピの材料は特記があるもの以外は2人分です。
→人気料理家野口真紀さんが常備する”冷凍きのこミックス”とおすすめ和洋レシピ
野口真紀さんが自家製なめたけに加える調味料とは…
「自家製なめたけは、そのままはもちろんアレンジにも重宝。うちでは鍋いっぱいに作ってもすぐ食べ切ってしまう、大人気常備菜です。酢を加えることでさっぱり味に仕上がり、日持ちもよくなります。調味料の分量も簡単なので、一度作ったら簡単にリピートできますよ!」(野口さん)
自家製なめたけの作り方(作りやすい分量)
えのきたけ4パックは根元を切って、長さを半分に切る。鍋にしょうゆ、みりん、酒、酢、だし各1/3カップ、砂糖大さじ1を入れて煮立て、えのきをほぐしながら入れて沸騰したらアクを取る。中火で汁がほとんどなくなるまで煮る。
自家製なめたけのゆかりバターパスタ
シンプルパスタにきのこの歯ごたえをプラス。
【1】スパゲティ160gは表示通り茹で、ゆかり小さじ1とバター大さじ1を混ぜ合わせる。
【2】【1】を器に盛り、なめたけ適量をのせる。
自家製なめたけで豆とわかめのぶっかけ
食物繊維たっぷり!しっかり混ぜて食感も味わう。
【1】冷凍うどん2玉は表示通り茹でて冷水でしめる。
【2】乾燥わかめ大さじ2は戻して水けを切る。納豆2パックは付属のたれと辛子を混ぜる。
【3】器に【1】を盛り、【2】、なめたけ適量をのせる。好みでめんつゆ(ストレート)少量をかける。
自家製なめたけの三色丼
卵の甘み、梅の酸味とのバランスが絶妙!
【1】卵2個、砂糖大さじ1、塩少量をよく混ぜ、油少量を熱したフライパンに流し入れて炒り卵を作る。アスパラガス3~4本は茹でて斜め薄切りにし、ほぐした梅干し1個分とかつおぶし1/2パックで和える。
【2】器にご飯適量を盛り、【1】、なめたけ適量をのせる。
鶏のグリルなめたけのっけ丼
のっけるだけで栄養&ごちそう感アップ!
<作り方>
【1】鶏もも肉2枚は塩、こしょう各適量で下味をつけ、魚焼きグリルなどでこんがり焼いて1cm幅に切る。小松菜1/2束は塩少量を入れた熱湯で茹でて4cm幅に切る。
【2】器にご飯適量を盛り、【1】、なめたけ適量をのせる。
教えてくれた人
料理研究家 野口真紀さん
簡単で作りやすく、健康面にも配慮したレシピが人気。著書に『ぱらぱらきせかえべんとう』(アノニマ・スタジオ)など。
撮影/広瀬貴子
※女性セブン2020年10月29日号
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