【10分でパパッと介護食】栄養たっぷり「いもだんごのコーンクリーム和え」
イチからしっかり作ろうとすると、意外と大変な介護食。レトルトや市販品に頼りたいけれど、なんだか味気ない気がして…。
そこで市販品に少しだけ手を加えて愛情もちょこっとプラス。身近にある食材を使って簡単に味も栄養価も底上げを。そんな時短レシピを、介護食の料理教室やカフェを運営する『Kamulier(カムリエ)』の店長・志水香代さんに教えてもらいました。
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濃厚なソースとバターのリッチな味わい
市販のレトルト介護食“コーンクリームシチュー”にじゃがいもをつぶして丸めたおだんごをイン。コーンクリームの濃厚ソースとバターが香るリッチな味わいに。
今回使用するのは、市販の介護食『ごろっと野菜のコーンクリームシチュー』(明治)。具材は歯ぐきでつぶせるやわらかさの区分2(※1)。
「じゃがいものおだんごを加えてボリュームアップすれば、一品で満足感が得られます。じゃがいもは電子レンジを使って茹でる時間を短縮して」(志水さん、以下同)。
※1 参照記事:【介護食の基本】“区分”って何? 正しい市販品の選び方
材料(1人分)
じゃがいも(正味) 100g
バター 10g
片栗粉 20g
サラダ油 5g
明治やわらか食 ごろっと野菜 コーンクリームシチュー 1袋(100g)
作り方
【1】じゃがいもは電レンジ(600W)で約3分30秒温める。(指で押してつぶせるくらいまで)【2】①が熱いうちにバターを入れて潰す。
【4】フライパンにサラダ油をひいて中火にし、③を入れて薄く焼き色がつくまで焼く。
【5】④にコーンクリームシチューを入れ、④に絡ませればできあがり。
【エネルギー】343kcal【たんぱく質】3g【脂質】10.2g【塩分】0.8g
※栄養成分は1人分です。
今回のポイント!
じゃがいもは、熱いうちに潰すと滑らかな仕上がりになる。さらになめらかな食感にしたい人は、裏ごしして。
いもだんごは、ごく薄い焼き目がつく程度に。焼き過ぎると硬くなって、口の中でほどけにくくなるので注意。
和えるときは、火を止めて絡ませる程度でよい。
※掲載した商品は『Kamulier』で販売しています。また、ワークショップや料理教室は、どなたでも参加ができます。参加申し込みは、HP、電話、または直接店舗まで。
詳しくはhttp://www.kamulier.com/shopbrand/ct63/
レシピ提供/『Kamulier』 動画撮影/櫻井健司
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【データ】
Kamulier(カムリエ)
住所:東京都文京区本郷3-2-15 新興ビル1F
電話:03-3812-6036
営業時間:11:00~19:00(月~土)
定休日:日・祝
ウェブサイト:http://www.kamulier-gc.jp
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