猫が母になつきません 第485話「おこられる」
いまだにさびは隊長を受け入れていません。しかし隊長のほうはいなくなったぐれに代わって鼻チューをしに行くし、しょっちゅう遊ぼう遊ぼうと飛びかかるし、その度に「しゃーーーっ」とか「ふーーーっ」とかされても全然気にしていないようです。さびのほうも、ほんとはもう受け入れてもいい気になっているけど意地で拒否続けているように見えます。じゃれてくる隊長に猫パンチの構えはしますが、実際にパンチをおみまいしているところは見たことがありません。鼻チューも結構しているし、さびの一番のお気に入りの場所である納戸に隊長が入り浸っているのも許しています。2匹はいつも長い時間そこで昼寝をするのです。
さびは自分が抱っこされているところを隊長に見られるのは絶対に嫌みたいで、抱っこされているときに隊長が来る気配があると急にあばれて大急ぎで私から離れます。プライドなんでしょうね。ある時さびが隊長に向かって猫パンチの構えをしながら「しゃーーーっ」と威嚇していたので「これやめて、さび」と猫ぱんちと「しゃーーーっ」の真似をしたら、相当カチンときたらしく、私のところに走ってきて猫パンチを真似た手をぺちんと叩いてすぐに逃げていきました。隊長にはふりだけなのに私は叩くのね…。誇り高く優しいさび。さすがにわきまえています。
※nurarinさんより、隊長が「おはよう」と話す実際の音声が届きました。以下画像をクリックして聴いてみてください。
作者プロフィール
nurarin(ぬらりん)/東京でデザイナーとして働いたのち、母と暮らすため地元に帰る。ゴミ屋敷を片付け、野良の母猫に託された猫二匹(わび♀、さび♀)も一緒に暮らしていたが、帰って12年目に母が亡くなる。猫も今はさびだけ。実家を売却後60年近く前に建てられた海が見える平屋に引越し、草ボーボーの庭を楽園に変えようと奮闘中(←賃貸なので制限あり)。
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