手相にあると危ないサイン8選|人関係のこじれ ストレスによる不調ほか ベテラン手相刑事<デカ>が解説
体やメンタルの不調は、悪くなるまで気づきにくい人が多い。実は、手相にそのサインが現れることがあるのだという。刑事・鑑識を34年間勤め、現在は手相鑑定を行う「手相刑事」こと江幡龍さんが“あると要注意な手相”を教えてくれました。
※記事中では、左手の手相を鑑定しています。
教えてくれた人
江幡龍さん
元警察官。34年間主に刑事・鑑識として勤務。被害者などの「関係者指紋」や犯人の「被疑者指紋」を基に、約1万人の手相を独自に研究。著書は「手相刑事の鑑定術」(徳間書店)。
危ないサイン!手相線の「島」4選
「線の途中の『島』(線の途中にできる目のような形のもの)は、一時的な不調やスランプを示します」(江幡龍さん・以下同)
1.気力と体力が低下中
●生命線の島
肉体的なパフォーマンスが低下していることを示す。
「単純に気力と体力が落ちているサイン。偏った食生活や睡眠不足、運動不足など、体調不良を引き起こす悪習慣を改善するようにという、体からのメッセージだと受け取りましょう」
2.メンタルのストレスが限界値
●頭脳線の島
悩みごとを抱え、ストレスが溜まっている状態。
「解決策がわかっていながら、ずるずると先延ばしにしている状態で出てきやすい。強い気持ちで問題を解決できれば消えていきます」
3.対人関係がこじれる恐れ
●感情線の島
不満が溜まっている状態。感情的になりやすく、対人関係でトラブルを起こしやすい状態。
「自分で招いたことなのに、不幸をすぐ人のせいにするタイプの人は感情線に島が出やすい。素直に考える癖をつければ改善されていきます」
4.日常のトラブルに注意
●運命線の島
キャリア女性なら仕事、専業主婦なら家庭と、現在の人生の中心となっていることに対しての試練やトラブルを暗示している。
「うまくいくことばかりに期待せず、自己を省みることから始めてみましょう」
放っておくと怖い!体調不良の手相4選
「早めに対処・改善を。癖づいて消えづらくなっていることもあります」
1.神経過敏で気分が憔悴
●細くカーブした切れ切れの線
月丘(小指の下)に出る細くカーブした切れ切れの線は、神経過敏の相。
「人の気持ちを察することができる分、心配性で気疲れしやすい状態。取り越し苦労のことも多く、神経が休まりません。食生活や生活リズムを整えることも改善には必須」
2.ストレスによる心身の不調
●切れ切れの放縦線
月丘に刻まれた切れ切れになった横線は、心身の不調を示す「放縦線」。
「体力以上の仕事や精神的負担によるストレスがあると出やすい相。見えにくい人もいるので、手相任せにせず自己管理を優先させて」。
ちなみに実線の横線は「オタク線」という別のもの。
3.うつ、自己肯定感の低下
●生命線を遮る無数の障害線
生命線を横切るようにある斜線には注意。うつや自己肯定感の弱まりを表す。
「左手なら現在、右手なら過去のうつが刻まれている状態。右手だけにあるケースも多いのですが、それは過去のうつを乗り越えられたことを示しています」
4.運動不足による筋力の低下
●生命線の先の乱れ
生命線の先が乱れたり薄まったりしているのは、運動不足で筋力が落ちているサイン。
「健康状態や生命力を表す生命線。その乱れは肉体的な面で注意が必要です。体と心はつながっているので、メンタルにも影響しかねません」
イラスト/大串ゆうじ、pyol
※女性セブン2024年9月26日・10月3日号
https://josei7.com/
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