手相でわかる体の不調|感情線で高血圧、生命線で腰痛、便秘…手のひらで健康診断
手相は占いだけじゃない――。東洋医学では手は“全身の縮図”にして“外に突き出た脳” と言われている。2021年は東洋医学にのっとった「手相診」で心身を整えて快調な年にしていこう!
手のひらを見ただけでコンディションが分かる
手相と聞くと、性格判断や運勢占いが思い浮かぶが、東洋医学では体調の良し悪しが手のひらの線やしわ、色などに表れると考えられている。つまり、日々刻々と変化する手相を見ることで、いち早く不調に気づくことができるというわけだ。
自分で体調を把握して改善もできる「手相診」をマスターして、2021年は病気知らずの年にしよう!
不調のサインはココに出ている!
■感情線を貫く太陽線は「高血圧・高血糖」に注意
薬指から下に伸びる線は「太陽線」といい、主に血圧・心筋血流・肝臓・肺の状態を示す。感情線を貫いている場合は、高血圧や高血糖に要注意。
■「腰痛持ち」は生命線と運命線が手首の上で分岐でわかる
手の甲側の中指の付け根から手首までが腰を表すライン。腰や背骨が張っていると、手のひら側では生命線や運命線が手首の近くで二股になる。
■細かい小じわは「自律神経の乱れ」の予兆
自律神経に変調があると、手に静脈が太く目立ち、小じわが多くなって感情線が不鮮明に。手の色が赤白のまだらになるほか、手のひらが冷たかったり逆にほてることも。
■血管の青浮きは「便秘」のサイン
便秘になると、指の第二関節の横筋に血管が青く浮き出る。便秘も下痢も、親指下のふっくらした拇指球の静脈が浮き出る。
教えてくれた人
松岡佳余子さん・アジアン・ハンドセラピー 協会理事
鍼灸師として国内外の鍼灸やツボ治療を学び、手相診を考案。近著に『手のひらで健康診断』(アントレックス)。
取材・文/山下和恵 イラスト/いばさえみ、Getty Imeges
※女性セブン2021年1月21日号
https://josei7.com/
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