介護食レシピ動画2選 夏におすすめ冷やして味わう「葛豆腐の梅あんかけ」「豆乳ブランマンジェ」
蒸し暑い季節には、つるりとのど越しがいい豆腐は、食べやすく介護食にもぴったり。寒天やくず粉を使って豆乳を冷やし固めて作る豆腐の介護食、おかずとデザートの2品のレシピ動画をまとめました。
豆乳×寒天を使った夏におおすすめ介護食2品
豆乳を冷やし固めて作る「葛豆腐の梅あんかけ」「豆乳ブランマンジェ」の2品のレシピを、介護食の料理教室やカフェを運営する歯科の医療機器メーカー株式会社ジーシープロデュース『Kamulier(カムリエ)』(現在は閉店)の管理栄養士さんに教えてもらいました。
「葛豆腐の梅あんかけ」作り方とレシピ動画
「葛豆腐の梅あんかけ」は、豆乳にくず粉を入れたらよく練るのがポイント。夏バテや疲れをリセットするのに、梅のクエン酸も一役!
材料(2人分)
【葛豆腐】
豆乳 100g
くず粉 10g
砂糖 3g
寒天 0.2g
【梅あん】
白だし 3g
水 40g
ねり梅 6g
砂糖 3g
片栗粉 2g
水 10g
作り方
【1】火にかける前に豆乳とくず粉を合わせ、ダマができないように混ぜて溶かしておく。
【2】火にかけて砂糖と寒天を入れて一度しっかり沸騰させ、ゴムベラなどでよく練る。
【3】水で濡らした容器に生地を流し、冷蔵庫で冷やす。
【4】梅あんを作る。鍋に白だし、水、ねり梅、砂糖を入れて煮立たせる。水で溶いた片栗粉でとろみをつける。
【5】氷水で粗熱を取り、冷やす。
仕上げ・盛り付け
包丁を濡らしてから葛豆腐を食べやすい大きさに切り、器に盛って梅あんをかける。
ポイント
くず粉を混ぜた豆乳を火にかけると、かたまりができてくるので、ゴムベラをなべ底にあててかたまりをまとめるように、滑らかになるまでよく練る。
あんはりんごジャムやマーマーレードでも美味。
【エネルギー】64kcal 【たんぱく質】1.8g 【脂質】1.8g 【塩分】0.5g
※栄養成分は1人分です。
「豆腐ブランマンジェ」作り方とレシピ動画
噛む力が弱っている人でも、やわらかくて口溶けのいいデザートなら安心。とろ~り黒みつをかけて食べる『豆腐ブランマンジェ』の作り方と動画をご紹介します。
材料(2人分)
豆乳 150g
生クリーム 50g
砂糖 30g
粉寒天 1g
黒みつ(お好みで)
作り方
【1】鍋に豆乳と粉寒天を入れて加熱する。
【2】温まってきたら砂糖を加えてしっかり煮溶かす。
【3】ボールに移し、氷水にあてて粗熱をとる。
【4】生クリームを加えて混ぜ、器に流し入れる。
【5】冷蔵庫で30分冷やし固める。
仕上げ・盛り付け
黒みつをかけて完成。
ポイント
粉寒天はしっかり煮溶かす。【3】で粗熱を取る際、冷やし過ぎると寒天が固まり始めてしまうので、ボールの底の熱がとれるくらいまで冷やす。
【エネルギー】201kcal 【たんぱく質】3.1g 【脂質】11.7g 【塩分】0g
※栄養成分は1人分です。
レシピ提供/『Kamulier』 動画撮影/櫻井健司
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