「天中殺」はいつ?早見表でチェック!12年に一度の停滞期の過ごし方を開運アドバイザーが指南
「天中殺」と聞くと何か悪いイメージがしますが、6万人の人生を変えた開運アドバイザー・崔燎平さんは「天中殺は停滞期間。家で静かにパワーチャージするタイミング」だと話します。「天中殺」はどういうものなのか、どう乗り越えたらいいのか詳しく教えてもらった。
12年に1度だけじゃない「天中殺」は毎年ある
天中殺とは、算命学という中国で生まれた占術の用語で、エネルギーが停滞する時期のこと。生年月日から割り振られた6つの干支ごとに停滞期が訪れ、12年に一度、2年間続くだけでなく、1年のうちに2か月間、月や日、時間まで細かく設定があるという。
天中殺(崔さんは停滞期と呼ぶ)の対処法にも何かヒントはあるだろうか。
「まず、知っておいてほしいのは、運気は上がり下がりはあるけれど、よくなったり悪くなったりはしません。運のよし悪しを決めているのは自分の心だということです。よく、『あの人と同じ生年月日なのに、なんで彼女の方が私より運がいいのかしら』と言う人がいますが、それを決めているのは本人。運気のバイオリズムは同じです」(崔さん・以下同)
◆停滞期(天中殺)を知れば計画も立てやすい
1年の中で、自分の停滞期を知れば、年間の計画も立てやすくなると語る。
「ある相談者に、『いまは停滞期なので家を買うのはもっと先にしましょう』と提案しましたが、その人は、『いまぼくはツイているから』と耳を貸さず、結局失敗し、ものすごく落ち込んでしまったことがありました。停滞期は誰にでもあるので、淡々と受け止め、静かにパワーチャージをすることが大切です。強運の人は力の抜きどころを知っているから、停滞期には無理をせず、気分に左右されることもありません」
◆停滞期中は重要な決断をせず、旬のものを食べて英気を養うこと
「最後に、強運者とそうでない人の決定的な違いはどこにあると思いますか? いま周りにあるささやかな幸せに気づけるのが、運のいい人。たとえば、『今日のご飯をおいしいと思えることが幸せ』とか『手足があるから靴下がはける、ありがたい』など、幸せを見出せば見出すだけ運を引き寄せるのです。ところが、運がないと思い込んでいる人は、どれだけ満たされても足りません。それに気づかない限り、この先ずっと誰かをうらやみ、どれだけ富を得たとしても満足することはないでしょう」
いまある状態に満足することは、簡単そうだが実はとても難しいことかもしれない。
「ただ、先生には『すべてに対して満たされたという人は、成長と発展を諦めているのかも』とも言われました。人間は、生きているうちは欲があります。欲と素直に向き合いながら、さらに幸せになろうという意思を持って進むことが大切です」
今回紹介した実践法は、すべてをやる必要はない。自分に合うと思うものだけでも実践し、コツがつかめたらやめてもいい。自分の中で少しずつ幸せだと感じる瞬間が増えたら、運が強くなってきた“サイン”かもしれないのだ。
停滞期タイプの算出法
【1】早見表から、生まれた年と生まれた月が交わるところの数字を出す。
【2】【1】の数字+生まれた日の数字=あなたの停滞期パターン
【3】61以上の場合は60を引いた数
【4】下のパターンに当てはまる干支が、あなたのタイプです。
(例)1970年12月15日生まれの場合【1】51+【2】15=66−【3】60=6→【4】戌亥タイプ
★天中殺早見表
[1] 表の中から、あなたの生まれ年と月が交差する部分にある数を出します。
[2] その数字に生まれ日を足します(61以上になったら、そこから60を引きます)。
停滞期タイプ表
上記の計算で算出した数字に当てはまる干支があなたのタイプです。自分の停滞期はいつになるのか見てみよう。
★子丑 51~60
停滞月/年
12・1月/2022・2033年
★寅卯 41~50
2・3月/2022・2003年
★辰巳 31~40
4・5月/2024・2005年
★午未 21~30
6・7月/2026・2027年
★申酉 11~20
8・9月/2028・2029年
★戌亥 1~10
10・11月/2030・2031年
教えてくれた人
崔燎平さん/開運アドバイザー
北九州で事業を行う傍ら6万人以上に開運のコツを伝授。著書に『99%の人生を決める 1%の運の開き方』『強運をみがく 「暦」の秘密』(いずれも内外出版社)などがある。YouTube「崔の店長日誌。」配信中。※現在占いの受付はしていません。
取材・文/佐藤有栄 イラスト/小野寺奈緒
※女性セブン2022年7月21日号
https://josei7.com/
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