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2020.12.21 06:00
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週刊脳トレ|あと1つがなかなか見つからない!「間違い探し」
脳の機能の中でも空間認識は、距離感やバランスを把握するためにも重要な機能と言えます。これが正しく働かないと、転倒したり衝突したりといった事故の原因となります。冬は路面の凍結も起こるため、転倒しやすくなる季節です。歩行機能を失うことで活動的でなくなると、認知症のリスクも高まります。脳トレを生活に取り入れて、そうした危険を回避していきましょう。
監修:広川慶裕(ひろかわよしひろ)
1984年、京都大学医学部卒業。精神科医として、認知症予防/治療やうつ病などの精神疾患治療に専念。2014年より、ひろかわクリニック院長。精神保健指定医、日本精神神経学会精神科専門医・指導医、日本医師会認定産業医。毎週水曜と隔週土曜に、クリニックにて運動と思考力を鍛える「認トレ教室」を開催している。著書に『認知症予防トレーニング 認トレ 一生ボケない! 38の方法』(すばる舎)、『あなたの認知症は40歳からわかる!!! 早期発見で発症、進行を抑える』(悟空出版)など。