コロナ禍お金対策|支払い免除や猶予一覧 みんなの節約は小遣い、洋服、1位は?
新型コロナの影響でお金の不安を感じている人は多い。今回は、介護保険料や公共料金、奨学金などの支払い免除や猶予制度について、ファイナンシャルプランナーの大堀貴子さんがアドバイス。コロナ渦による家計の赤字状況や節約する生活費についての調査結果と併せて紹介する。
コロナ渦で赤字…節約するお金1位は?
女性セブンのアンケート調査※よると、新型コロナの影響で「今後の経済状況について」聞いたところ「不安を感じている」と答えた人が92.8%に上った。
また、新型コロナの影響で家計が赤字だった世帯は50%を超えた(2020年3月、4月)。さらに、「今後の家計を切り詰めるなら何から始めるか?」の質問を集計した結果が以下だ。
●家計で節約するなら…食費が第1位
1位 食費 806人
2位 被服費 730人
3位 小遣い 537人
4位 娯楽費 482人
5位 日用品 425人
6位 水道光熱費 420人
7位 理美容費 364人
8位 通信費 184人
9位 保険料 81人
10位 住居費 27人
※女性セブン2020年16号(n=1474人)「新型コロナに関する家計への影響」についての読者アンケートより。「家計の引き締めは何から取り組むか」の回答から上位10項目を掲載。
新型コロナ経済対策として一律10万円の給付金も一部で開始されたが、まだまだ経済的な不安は募る。
新型コロナで変わってしまった生活様式の中で、「食費」や「小遣い」「娯楽費」を削ってしまうと暮らしの楽しみが減ってしまうかもしれない。
一方、ランキングでは下位だが、「通信費」「保険料」「住宅費」などについては、免除や減免措置が用意されているので一時的に活用する手もあるだろう。
以下で新型コロナによる収入減により、生活資金や支払いに困ったときに使える制度を紹介する。