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2017.07.18 06:00
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黒柳徹子実践の健康法「ご飯3膳半」、糖質摂りすぎ大丈夫?
「糖質制限はアンチエイジングにもいいといわれていますが、激しい糖質制限をすると血液中のストレスや炎症度を示す数値が上昇するという報告もあり、体調を崩す恐れもあります。なので、栄養価が高いおかずとともに、適度にご飯をとった方がトータルでは健康にはいいと考えられます」
ただ、70才以上の食事の場合、注意点もあるという。
たんぱく質、野菜をしっかり摂ればご飯3膳半も心配ない!?
「『血糖値を上げすぎない』、『たんぱく質をしっかり摂る』、『体調管理をきちんとする』の3つを大事にすることです。その上で、食べることはストレスの解消にもなり、生きがいにもなりますから、基本は“自分の体調に合わせた食べ方”がいちばんいいんです」(安中さん)
とくにたんぱく質をしっかり摂ることによって、認知症予防にもなるのだという。
それでも黒柳の「3膳半=白飯490g」は食べすぎな気も…。共立女子大学食物栄養学科教授の上原誉志夫さんはこう話す。
「たしかに、白米は最も血糖値の上昇が早い炭水化物で、太りやすいリスクがあります。ただ、高齢になると避けがちな肉類などとともに、ミネラルが豊富な野菜類も食べて消化を促せば、ご飯を3膳半食べても心配いりません。黒柳さんの場合、エネルギッシュに活動されているので、カロリーもしっかり消費しているんでしょうね」
※女性セブン2017年7月27日号
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