旨みたっぷり!魚介の缶詰<かに缶・ほたて缶>を使った時短スープレシピ【管理栄養士提案】
毎日のレシピからお酒のお共、非常食にも大活躍の「魚介の缶詰」。缶を開ければすぐに食べられる缶詰は、時間がない朝や夕食の1品としてさっと出せて便利だが、ひと工夫するだけでもっとおいしいスープに大変身。管理栄養士の清水加奈子さん、缶詰メーカーに簡単アレンジレシピを教えてもらった。
教えてくれた人
清水加奈子さん/管理栄養士・フードコーディネーター国際中医薬膳師、国際中医師でもある。栄養とおいしさを兼ねた、家庭で簡単に作れる料理やアンチエイジングレシピが得意。
ムダは一切なし!簡単にできる「かに缶贅沢レシピ4選」
「亜鉛や銅、リン、カリウム、ビタミンEなどミネラル豊富な、かに缶。汁ごと使うと◎」(清水さん、以下同)
<魚介缶詰で作る栄養満点スープ・かに缶編>
※缶詰の内容量はおおよその目安です。使用する缶詰によっては量が異なる場合がありますので各自ご確認ください。
※材料は2人分。電子レンジは600W、水溶き片栗粉は片栗粉1:水2の比率のものを使用しています。
<1>かにと大豆もやしの塩麹スープ
甘みの奥に深い旨みをしみじみ感じる
【1】小鍋に塩麹大さじ2、水1と1/2カップ、大豆もやし100g、かに缶(55g)を汁ごと1缶入れて中火で5分ほど煮る。
【2】器に盛り、せん切りにした大葉適量をのせる。
<2>かにと豆腐のみそ汁
シンプルでも旨み充分
【1】小鍋にかに缶(55g)を汁ごと1缶、水1と1/2カップ、和風顆粒だし小さじ1、絹ごし豆腐1/2丁を入れて3分ほど煮る。
【2】みそ大さじ1を加え、沸騰直前で火を止める。
【3】器に盛り三つ葉少々をのせる。
<マルハニチロおすすめ!時短&栄養たっぷりかに缶レシピ>
使用するかにの缶詰はこちら!
<3>かにとレタスの中華スープ
食物繊維がしっかり摂れるしょうが香る1杯
【1】鍋に水3カップを入れて沸騰させ、かに缶1/2缶(30g)を汁ごと1/2缶、鶏がらスープの素・酒各大さじ1/2、塩小さじ1/4、水溶き片栗粉大さじ1/2を加えて煮る。
【2】食べやすく切ったレタス3~4枚を入れ、沸騰直前に火を止め、しょうがのせん切り少々を加える。
<4>かにたまの甘酢あんスープ
甘みと酸味で食欲増進スープ
【1】かに缶(55g)1缶は身と汁を分けておく。
【2】小鍋に油大さじ1を熱し、かにの身と溶き卵2個を入れて大きめの炒り卵を作る。
【3】【2】にかに缶の汁、鶏がらスープの素小さじ1、砂糖大さじ2、しょうゆ小さじ2、水1と1/2カップを入れ、煮立ったら水溶き片栗粉大さじ2を加える。
【4】再び沸いたら酢大さじ2を加える。