「ポリ袋で簡単アボカドスープ、スパイスで発汗!」で冷えに克つ!体を温めるスープレシピ
猛暑の折、1日中エアコンをつけた室内にいるせいで、体が冷えていませんか? 冷たいものばかり口にしがちな夏ですが、温かいスープで体を内側から温めて元気をチャージ!消化吸収のいいスープなら暑さで食欲がないときにもぴったり。これまで紹介した記事の中から、夏におすすめのお手軽スープレシピをまとめました。
※材料は2人分。電子レンジは600Wを使用しています。
夏の冷えにあったかお手軽スープ
冷房で冷えた体を温め、代謝をよくするスープ。
アボカドとパセリのポタージュ(冷)
ポリ袋に入れてつぶすだけ! アボカド+豆乳+しょうがで血流促進
「アボカドと豆乳のビタミンE、しょうがのジンゲロールには、血行を促す働きがあります。血液の流れがよくなれば、体内に滞った老廃物が排出されてむくみの解消に」
【作り方】
【1】アボカド1個は皮と種を取る。パセリ1~2本はみじん切りにする。
【2】ポリ袋に、【1】、おろししょうが2片分、みそ大さじ2、豆乳2カップを入れる。手でアボカドをよくつぶしながら全体がなめらかになったら完成。
夏バテで食欲がないときに!
酷暑で体力を消耗し、食欲がない体にしみわたるスープ。
おくらと明太子、かつおぶしのスープ(冷)
食欲が落ちたときでもスルッと入る食感も楽しいスープ
「内臓の粘膜は、おくらのネバネバ成分ペクチンで修復。栄養価が高く旨みの強いかつおぶしは、調味料代わりにも」
【作り方】
【1】おくら4本は輪切り、明太子½腹はひと口大に切る。
【2】器に、【1】、かつおぶし10g、味つけもずく酢1パック(市販)、水2カップを入れてよく混ぜる。
疲れた体に元気をチャージ
だるさが取れない体に元気をくれるスープ。
里いもの黒い豚汁(温)
体のエネルギー源となる里いもの糖質で元気を充電!
「豚肉に含まれるナイアシンには血行を促す効果があります。停滞する老廃物やリンパが流れれば、筋肉も動きやすくなり疲れの原因となる凝りの改善に」
【作り方】
【1】里いも100gはひと口大に切る。
【2】鍋に、【1】、薄切り豚バラ肉150g、細かくちぎった焼きのり1枚分、細切りしょうが1片分、黒すりごま大さじ2、水2カップを入れ、中火にして豚肉に火が通ったら、火を止めてみそ大さじ2を入れて溶く。
暑さで弱った心と体に栄養補給!
暑さで弱った心と体のバランスを整えるスープ。
ルイボススープ(温)
ルイボスティーで体の隅々まで栄養を届けて
「不足すると自律神経が乱れやすくなるたんぱく質、ビタミン、鉄がバランスよく入った鶏肉。血管を丈夫にするルイボスティーと最強タッグで」
【作り方】
【1】干ししいたけ3枚とにんにく2片は薄切りにし、しょうが2片は細切りにする。
【2】鍋に、【1】、鶏ひき肉250g、しょうゆ大さじ11/2、ルイボスティー2カップを入れ、中火でひと煮立ちさせる。器2つに盛り、ブロッコリースプラウト各10gをのせる。
→オリジナル記事:夏こそ「スープ」で元気をチャージ!ポリ袋で手軽に作れるアボカドのスープほか13レシピ
教えてくれた人
大久保愛さん/薬剤師・国際中医師・ 漢方カウンセラー
アイカ製薬代表。漢方や薬膳などをベースにした医療と美容の専門家。新刊『食薬スープ』(PHPエディターズ・グループ)が今月発売予定。※初出/女性セブン2022年8月18・25日号
https://josei7.com/