お酢を混ぜれば白米も気兼ねなく食べられる!糖の吸収を抑える「お酢」を使った“酢的”ご飯&汁ものレシピ
体形を気にして、大好きな白米を我慢しているという方に朗報だ。お酢メーカーの調査によると、お酢を毎日摂取すると、中性脂肪、体重、腹囲、MBI(肥満指数)が著しく減少したというデータがある。白米にもお酢を混ぜれば、糖の吸収をおだやかにしてくれて脂肪燃焼が期待できるのだ。そこで、調理師の沼津りえさんに、お酢を取り入れたご飯と、合わせていただきたい汁もののレシピを教わったので、ご紹介する。
お酢のチカラ「1日大さじ1杯摂るだけ」
高血圧や糖尿病、がんの予防や老化の抑制など、お酢は1日たった大さじ1杯摂り入れるだけで、さまざまな健康効果が期待できる。さらに、お酢は糖の吸収をおだやかにし血糖値の上昇を緩和させる。また、脂肪の合成を抑制し、燃焼を促進。胃腸を刺激し便秘解消にも効果的でお腹もスッキリさせる素晴らしい調味料だ。
→科学的に立証「お酢の健康効果」酢の種類や特徴を解説 1日大さじ1杯を摂れるレシピも
毎日取り入れたい酢的「ご飯」レシピ
お酢を入れることで脂肪燃焼を促進。白米だって気兼ねなく食べられる。
※より適している酢でレシピを紹介していますが、好みの酢を使っても、味、効果ともに問題はありません。
※料理の材料は記載があるもの以外2人分。
※電子レンジは600Wを使用しています。
1. 【米酢で】 混ぜるだけ酢めし香りご飯
柔らかな酸味をまとった上品な仕上がり
【作り方】
【1】みょうが1本は薄切り、大葉2枚はちぎる。
【2】すし酢(米酢大さじ1、砂糖大さじ1/2、塩小さじ1/4)を合わせご飯2杯分に混ぜる。
【3】【2】に【1】と鮭フレーク20gを合わせる。ごま適量をふる。
2.【米酢で】きゅうり酢ご飯
パリパリ食感と酸味がご飯に合う
【作り方】
【1】きゅうり1/2本を薄切りにし塩小さじ1/4をふり水気がでたら絞る。
【2】【1】に米酢小さじ2を合わせ、ご飯2杯分に混ぜ器に盛り、かつおぶしを適量のせる。
3.【穀物酢で】じゃこ酢ご飯
さっぱり味のじゃこをご飯のおともに
【作り方】
ちりめんじゃこ50g、穀物酢3/4カップを保存容器に入れ、30分以上おく。ご飯にのせて食べる。
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