どう生きるかより、どう死ぬか「QOD(死の質)」に注目 エリザベス女王、坂本龍一さんらが準備した「理想の逝き方」とは
日本における「見事な逝き方」といえば、2018年9月に逝去した女優の樹木希林さん(享年75)が思い浮かぶ。
2004年に乳がんを発症した樹木さんは、再発や転移を繰り返しながらも自然体で仕事を続け、いくつもの映画に出演。亡くなる直前には入院先から自宅に戻り、自分のベッドで永遠の眠りについた。
「余命宣言を受けてから、総額10億円といわれる遺産相続の準備にも余念がなかった。死後、不動産は長女の内田也哉子さん(47才)と娘婿の本木雅弘さん(57才)、孫の伽羅さん(23才)らに速やかに名義変更されました。“争続”とは無縁の見事な手腕でした」(芸能リポーター)