《笑美面アワード受賞》注目施設の担当者が語る「わがホーム」のこだわりポイント
「笑美面インパクトミーティング関東’26」が2月17日、東京・大手町プレイスホール&カンファレンスで行われた。同イベントは、シニアホーム運営事業者を対象としたクローズドイベントとして、業界全体での連携を深めるべく、シニアホーム紹介事業を展開する笑美面が主催しているもの。
イベントでは、4つの講演やセッションののち、「関東’26 アワード」が発表され、「SOMPOケア株式会社」「ファミリーホスピス株式会社」「ケアメディカル株式会社」「パナソニック エイジフリー株式会社」「株式会社サンケイビルウェルケア」「ライクケア株式会社」が受賞。受賞企業に施設の特徴やこだわりなどを聞いた。
【関東’26最多ご成約賞(介護付部門)】「SOMPOケア株式会社」
登壇した「SOMPOケア株式会社」の未来の介護推進部 地域包括ケア推進室 営業推進グループ グループリーダー 介護なんでも相談室長・大塚貴彦さんは、「たくさんのスマイル(成約数)をいただけてありがたい。運営会社ではなかなかいただけないお客さまの声を運営に生かし、反映させることで結果的に成約に結びついていると思います」とコメントした。
介護付きホームからサービス付き高齢者向け住宅、そして住宅型の老人ホーム、グループホームと幅広く展開している「SOMPOケア株式会社」。施設やサービスの特徴について、上田さんはこう語る。
「その地域で人生の最後までしっかりと生活をしていただけるように、在宅事業から終のすみかである施設までフルラインナップで提供していこうとしています。また、人間尊重という理念を掲げておりまして、お客さまの希望していることや意思決定に寄り添ってサポートしていくために、スタッフはどうあるべきかという教育にも力を入れています」
【施設データ紹介】
在宅介護事業所:約630拠点以上
施設介護事業所:約470拠点以上
<展開ブランド>
「ラヴィーレグラン」「ラヴィーレ」「ラヴィーレレジデンス」「そんぽの家」「そんぽの家S」
北海道・東北エリア:24施設<北海道(12)、岩手(1)施設、秋田県(1)、宮城(8)、山形(1)、福島(1)>
関東エリア:233施設<東京(101)、神奈川(73)、千葉(28)、埼玉(26) 、栃木(2)、群馬(1)、茨城(1)、山梨 (1)>
関西エリア:110 施設<大阪(73)、兵庫(25)、京都(10)、奈良(2)>
中部エリア:43 施設<愛知(31)、静岡(9)、新潟(1)、石川(1)、福井(1)>
九州エリア:15 施設<福岡(14)、熊本(1)>
中国エリア:11 施設<岡山(10)、広島(1)>
※<>内は施設数
【関東’26最多ご成約賞(住宅型部門)】「ファミリーホスピス株式会社」
「何かあった際にはまずファミリーホスピスの相談員に相談してみよう、というような施設づくりをしてまいりたいと考えております」と挨拶したのは、「ファミリーホスピス株式会社」の地域連携部 部長・吉本仁亮さん。ホスピスとして、緩和ケアに特化した施設を構える「ファミリーホスピス株式会社」。1都3県を中心に全国で59拠点のホスピス住宅を運営し、今年福岡・仙台への展開を控えているという。
「がんのスペシャリストといった専門性の高い職員は、おそらく介護業界で最多と言えると思います」と話す吉本さんに、サービスの特徴について聞いた。
「ご利用者さまの意思やご家族さまの希望を、制度の中でいかに叶えられるかに大きく着眼しています。病院では治療を優先するためになかなか叶えられないこともありますが、ここは1日1日をどのように過ごしていくか、どれだけQOLを高めることができるかを考え、生き抜いてもらう場所だと考えています。病室とは違う、自由に過ごせるトイレ付きの個室など、尊厳を大切にする環境を提供できることも強みだと思っています」
【施設データ紹介】
住宅型有料老人ホーム:48施設
サービス付き高齢者向け住宅:9施設
介護付有料老人ホーム:2施設
<展開ブランド>
「ファミリーホスピス」「OASIS」など
北海道・東北エリア:6施設<北海道(6)>
関東エリア:38施設<東京(18)、神奈川(15)、千葉(3)、埼玉(2)>
関西エリア:5施設<大阪(2)、兵庫(2)、京都(1)>
中部エリア:10施設<愛知(10)>
【関東’26最多ご成約賞(サ高住部門)】「ケアメディカル株式会社」
「まずは人材不足の中で頑張ってくれた施設の従業員のみんなにもこの賞をいただいたことをしっかりと伝えたい」と喜びを語ったのは、「ケアメディカル株式会社」シニアディレクター・橋本篤さん。
サービス付き高齢者向け住宅、居宅介護支援、訪問介護などを埼玉を中心に展開し、現在28施設を有する「ケアメディカル株式会社」は“サ高住部門”での受賞となった。
24時間365日介護スタッフが常駐し、暮らしのサポートを行うサービス付き高齢者向け住宅では、看護師が24時間常駐する施設を増やすことにも力を入れ、より手厚い介護・看護体制を実現。また、入居者自身の年金内で過ごすことができることを目標とした運営を目指していることも特徴のひとつと言える。
【施設データ紹介】
サービス付き高齢者向け住宅/住宅型:28施設
<展開ブランド>
「ケアガーデン」
関東エリア:28施設<千葉(1)、埼玉(27)>
【関東’26最多ご成約賞(サ高住部門)】「パナソニック エイジフリー株式会社」
「パナソニック エイジフリー株式会社」のライフサポート事業部 介護施設サービス本部 首都圏ハウス第二エリア(八王子,相模原,府中)課長/エリアマネージャー三浦潤さんは、「笑美面の相談員の皆さまと話をさせていただくと、本当にご家族との信頼関係、強い絆で結ばれているということをとても感じます。入居施設を運営する私たちは、その信頼のバトンを渡されているんだと考えております」と、入居者やその家族との関係性を大切にしている姿勢を示した。
パナソニックグループ創業者の松下幸之助が残した「企業は社会の公器」という言葉を引き継ぐというエイジフリー事業について、三浦さんに聞いた。
「お客さまの声がダイレクトに届く事業なので、それが私どもの強みでもあり、特長です。エイジフリーハウスはドミナント戦略で、20室程の小規模な施設を数多く建てています。それは、60人に対して20人と、20人を6人、7人の同じ3対1の介護でも、お顔を見て声をしっかりかけながら介護ができるのはやはり小規模だからです。しっかり一人ひとりの尊厳を大切にした介護がしたいという考え方で運営しています」
【施設データ紹介】
サービス付き高齢者向け住宅:61施設
<展開ブランド>
「エイジフリーハウス」
関東エリア:20施設<東京(5)、神奈川(9)、千葉(5)、埼玉(1) >
関西エリア:38施設<大阪(20)、兵庫(8)、京都(9)、滋賀(1)>
中部エリア:3施設<愛知(3)>
【最優秀見学後成約率賞】「株式会社サンケイビルウェルケア」
「弊社は15年前に会社を起こしまして、自立支援介護という独自の介護理論のもとに邁進してまいりました」と語った「株式会社サンケイビルウェルケア」の入居相談部 次長・上田新三郎さん。
「サンケイビルウェルケア」が行う自立支援介護と施設の特徴について、上田さんはこう語る。
「私たちのホームでは、おむつ介助や食事介助などのお世話をする前の段階で、座れる方ならお手洗いにお連れする、経管栄養だった方がお口から食事を召し上がれるようにする。そういう細かいところまでやっていることが特徴です。老人ホームを終のすみかと考えるのではなく、在宅復帰を目標とされている方も多いんです。そのお気持ちを汲み取ることは我々が得意としているところです。お客さまをお元気にしていくという考え方をもって、在宅復帰率は他社より圧倒的に高いと思いますし、本気で在宅復帰を目指しているホームというのはなかなかないと思います」
【施設データ紹介】
介護付きホーム:8施設
<展開ブランド>
「ウェルケアガーデン」「ウェルケアヒルズ」「ウェルケアテラス」
関東エリア:8施設<東京(5)、千葉(1)、埼玉(2) >
【最優秀顧客満足度賞】「ライクケア株式会社」
24時間看護を中心とした施設を運営している「ライクケア株式会社」からは、営業部 主任・阿部一雄さんが登壇。
「昨年もこの賞をいただいております。さらに頑張らなければいけないということで、お客さまが継続して長くお暮らしいただけるよう、内部のフォロー体制の構築を新たに取り組んでおります」とコメントし、「また来年もこの賞がもらえるように頑張ってまいります」と意気込んだ。
サンライズ・ヴィラとフェリエドゥ、2つの介護付き有料老人ホームを展開するライクケアが顧客満足度の部門で受賞したことについて、阿部さんは「弊施設に決めた理由を入居者さまやご家族に聞くと、あいさつがよかったと言っていただくことが多いんです。施設の雰囲気は一朝一夕ではいいものにはならないので、各施設で高いクオリティを保っている結果だと思います。2000年からの古い施設もある中で、ハートの部分を評価していただいていることはうれしいことですし、全施設長にも伝えたいですね」と語った。
【施設データ紹介】
介護付きホーム:22施設
サービス付き高齢者向け住宅/住宅型:2施設
<展開ブランド>
「フェリエ ドゥ」「サンライズ・ヴィラ」「ホッとライブ」
関東エリア:26施設<東京(4)、神奈川(19)、埼玉(3)>
特別セッションや講演も実施
イベントでは、株式会社善光会総合研究所 代表取締役社長・宮本隆史氏による「福祉の現場をDXで変える!」が基調講演として実施され、多くの施設関係者が耳を傾けた。
そのほか、「紹介事業者業界の構造的変化の潮流と目指すべき方向性」(株式会社笑美面 代表取締役社長・榎並将志氏)、「見える化から始まる共創 〜現場と未来をつなぐ~」(株式会社笑美面 ケアプライムコミュニティ推進部 部長・早川佳吾氏)、「新規出店を成功に導く、紹介連携の未来型モデル」(株式会社笑美面 執行役員・渡邊拓也氏)、「現在広がる老人ホーム開発の可能性 ケアサンクが提供する希少な物件情報とは」(株式会社ケアサンク 東京支社長・鈴木拓氏)といった特別セッション、講演が開催された。
