エリザベス女王が遺したパンケーキレシピ「ふんわり優しい王室の味」を再現してみた 女王直筆の手紙とレシピも公開!
エリザベス女王が逝去して約1か月、今日は日本でいうところの月命日にあたる。そこで、今話題になっている「エリザベス女王が遺したパンケーキのレシピ」についてご紹介する。直筆の手紙に添えられたレシピに従って、女王のパンケーキを再現してみた。英国王室の味をぜひご自宅でも!
エリザベス女王が残したパンケーキのレシピを公開!
1960年にエリザベス女王がドワイト・D・アイゼンハワー元アメリカ大統領夫妻に送ったレシピが、イギリスで再び話題になっている。1959年に元大統領夫妻がバルモラル城に滞在中、女王自らが作ってもてなしたパンケーキをとても気に入ったためという。
「今朝の新聞でバーベキューをしているあなたの写真を見て、約束したドロップスコーン(パンケーキ)のレシピをまだ送っていなかったことを思い出しました。上手に焼けるといいですね」と作り方のポイントも添えて送った女王。
英国王室流のパンケーキはどんな味なのだろうか?
エリザベス女王のレシピをもとにパンケーキを再現
エリザベス女王が自ら書いた「味」として話題のパンケーキを、レシピに従って作ってみました。
女王のコメントによると、ポイントは「ゴールデンシロップや糖蜜を使うと、とてもおいしく出来上がります」。そして、「材料はしっかり混ぜ合わせて、生地ができたらすぐに焼きましょう」とのことだ。
さっそく、王室の味を味わってみませんか?
《材料(4人分)》
[A]卵…1/2個、上白糖…小さじ1.5
小麦粉…180ml 牛乳…90ml
重曹…小さじ1/2
クリームタータ(ベイキングパウダーで代用可)…小さじ2/3
溶かしバター…大さじ1/2
《作り方》
【1】ボウルにAと牛乳を半量入れて混ぜたら、小麦粉を加えてさらに混ぜる。ダマにならないように残りの牛乳を加える。
【2】【1】に重曹とクリームタータを加えて混ぜ、最後に溶かしバターを入れてヘラで切るように混ぜる。
※クリームタータとは別名、酒石酸水素カリウムで、膨らし粉としてシフォンケーキなどに使用することが多い。
【3】フライパンを熱し、弱火で焼く。表面にふつふつと気泡が出てきたら裏返し、両面に焼き色がついたら完成。女王オススメのゴールデンシロップや蜂蜜をかけていただこう!
撮影/深澤慎平 調理・スタイリング/柳瀬真澄 写真/ゲッティイメージズ
※女性セブン2022年10月13日号
https://josei7.com/sevensclub/
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