大河ドラマ『どうする家康』で注目!徳川家康に学ぶ健康長寿のための食の心得5箇条&まめ知識
●オットセイで精力増強!?75才まで生涯現役を貫いた家康の精活事情
16人もの子を残した家康は、精力をつけるための努力も惜しまなかった。スイカズラをみりんや酒に浸けて発酵させた「忍冬酒」を滋養強壮のために飲んだり、オットセイの陰茎と睾丸・海狗腎(かいくじん)を粉末にした精力剤にまで手を出していたという。
●おやつは抗酸化作用の高い食べ物を
家康がおやつとして好んだのが、抹茶と麩の焼き。水で溶いた小麦粉を薄く伸ばして焼いた麩の焼きは、八丁みそを塗ったり、刻んだくるみを加えたりして食した。抗酸化作用が高い抹茶やくるみを日常的に摂っていたことがわかる。静岡名産の折戸なすは、カリウムが豊富。高血圧の予防にひと役買っていた。
教えてくれた人
歴史家・作家 加来耕三さん
独自の史観に基づく、人物評伝を多数執筆。近著に「家康の天下取り」(つちや書店)など。
再現料理/canaco 撮影/市瀬真以 取材・文/上野真依、廉屋友美乃 写真/アフロ、PIXTA
※女性セブン2023年5月25日号
https://josei7.com/
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