女優・紫吹淳さんが語る生活スタイルの変化「やむを得ず始めた料理、才能あったみたい」
50才を過ぎると日々の生活がマンネリ化してしまい、新しい発見や変化が起きづらいもの。人生を輝かせるためには1日のスケジュールを見直す必要がある。生活スタイルを大きく変えたことで、自分自身の体と向き合う時間が増え、心身によい変化が訪れたという女優の紫吹淳さんに話を聞いた。
紫吹淳さん「やむを得ず料理を始めたんです」
宝塚歌劇団出身の女優・紫吹淳といえば、7年ほど前に『しくじり先生3時間スペシャル!!』(テレビ朝日系)に出演し、「31年間ひとりで外食なし」「26年間料理経験なし」などと発言。浮世離れした生活ぶりが紹介され話題になった。
だが現在、暮らしぶりは一変。彼女がその頃に比べていちばん増やした時間は料理。自ら料理を作り、仕事場に弁当を持参することもあるという。きっかけは、コロナ禍で思うように外出や外食ができないことだった。
「やむを得ず料理を始めたんですが私、才能あったみたい」
と照れ笑いを浮かべる。
「食べたもので人間の体はできている」と考え、以前から体にいい食材を選んで食べていたが、自分で料理するようになり、食材選びや栄養素についても考える時間が増えた。
「たっぷりの野菜とたんぱく質はマスト。いま何が食べたいかを自分に問いかけると、食べたいものには体に足りていない栄養素が含まれているということに改めて気づいたんです」(紫吹・以下同)
目の前に出されたものを食べていたときに比べると、食事関連の時間は倍以上になり、体調もすこぶるいいという。