“スロージョギング”の正しいやり方と運動効果|家でもできる!きつくないのに筋肉と持久力がつく
スロージョギングについて、実際に運動する際の注意事項など、素朴な疑問を日本スロージョギング協会の佐藤さんに答えてもらいました。
【Q】脚力強化には、週何日くらい運動するのがいいですか? ダイエットにおすすめの頻度はありますか?
【A】「まずは、1日10分から始め、1日30分、週5日が目標。1日の中で1分×10回など、小分けにしても同じ運動効果が得られます。慣れるまでは1分走って30秒歩くなど、無理のないペースで続けましょう。減量の場合は1日60分、週5日を目指してください」(佐藤さん・以下同)
【Q】おすすめの時間帯はある?
【A】「何時でもOKです」夏場は熱中症の危険があるため、日中は避け、朝早くか夕方以降がいいだろう。
【Q】食前食後、どちらがいい?
【A】「いつでもOKです。食後の運動は吸収を妨げるともいわれますが、スロージョギングは運動強度が低いので問題ありません。ただ、糖尿病や通院中のかたは、走る前にかかりつけ医に相談してください」
【Q】水分補給は?
【A】こまめに摂ることは常識ですが、摂りすぎると体内の塩分濃度が低くなる『低ナトリウム血症』となり、めまいがしたり、最悪死に至ることも。走る前後の体重差を把握しておき、減った分を補いましょう。
【Q】靴選びのポイントは?
【A】「フォアフット着地が実感しやすい、薄めのソールのジョギングシューズがいいのですが、長く走る場合は疲れがたまるので、多少クッション性があっても、動きやすい靴であれば大丈夫でしょう」スロージョギング専用シューズは発売されていないが、フォアフット着地が体感できる薄めの靴がおすすめ。
取材・文/佐藤有栄 イラスト/中村知史
※女性セブン2022年6月30日号
https://josei7.com/
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