食材をやわらかくする基本の調理法・コツ|介護食の基礎知識 見た目もよいやわらか食の作り方
電気ポットの保温機能を使うのがおすすめ
煮ると食材はやわらかくなるが、時間と手間がかかる。調理時間を短縮するには、材料を小さく切るといいが、あまり小さすぎると食材が溶けてしまうので、ひと口大がおすすめ。
「電気ポットの保温機能を活用すると、ほったらかしでも煮物ができるので、時間がない時はおすすめです。食材と調味料をポリ袋に入れ、空気が入らないように袋の口をねじったら、できるだけ上の方で結びます。それを、湯の入ったポットに入れて加熱するだけ。一度に数種類の料理が同時にできて便利です」
電気ポット調理例レシピ
玉ねぎの丸ごとスープ煮
<作り方>
【1】玉ねぎ1個は皮をむいておく。
【2】ポリ袋の中に玉ねぎと中華スープの素小さじ1/2を入れ、空気を抜くようにして袋の口をねじっていき、上の方で結ぶ。
【3】電気ポットに水を容量の1/3と【2】を入れて沸騰させる。
【4】98℃をキープして1時間加熱する。