帝京大学「アスリート育成機関」の勝負メシ|貧血予防、骨粗しょう症対策にぴったりの2品
ハードな練習をこなしながら、大学や実業団で活躍するアスリートたち。彼らのパワーの源は、栄養士さんが作る家庭的かつ栄養バランス抜群のメニューにあった。
そんな“勝負メシ”をわが家のメニューにも取り入れて家族に元気を与えたい。そこで今回は、アスリートを育成する研究機関「帝京大学スポーツ医科学センター」の栄養士さんに、自宅でも作れる人気レシピを教えてもらいました!
【目次】
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※掲載している選手たちの写真はすべて、令和2年1月以前に撮影されたものです。
帝京大学 スポーツ医科学センターは、スポーツ医科学の研究と競技者サポート強化を目的に2011年設置。「メディカル」「サイエンス」「フィジカル」「テクノロジー」の専門チームが連携し、アスリートを育成している。
そんな同センターで、センター助教・管理栄養士を務めるのが大村香織さん。食堂の管理の他、スポーツ栄養学の講義も担当している。
「科学的根拠に基づきつつ、選手たちにとって食事どきがリフレッシュになるよう、おいしく楽しく食べられる環境作りを心がけています」と大村さん。
こちらのセンターでは、ラグビー、駅伝競走、チアリーディングなどの選手をトータルにサポート。
競技を問わず、食堂で個々の目標に合わせた食事が摂れる。
大村さんが作るメニューの中から、貧血予防と骨粗しょう症対策にぴったりのレシピをご紹介。
レバー入りタコライス
鉄分が摂れて貧血予防に◎
《作り方》(2人分)
【1】フライパンにサラダ油小さじ2を熱し、みじん切りにした玉ねぎ1/4個を炒める。しんなりしたら合いびき肉200gを加えて炒める。
【2】肉の色が変わったら、おろししょうがとおろしにんにく各適量、刻んだスモークレバー(レバーペーストでも可)大さじ2、トマトケチャップ大さじ4、ウスターソース大さじ2、カレー粉小さじ1を加えて炒め、塩、こしょうで味を調える。
【3】器にご飯(適量)を盛り、ピザ用チーズ、【2】をのせて、刻んだレタス、トマト適量をトッピングする。好みで温泉卵やアボカドをトッピングしたり、チリペッパーや粉唐辛子、タバスコを加えてピリ辛に仕上げても◎。
鮭のラビゴットソース
骨を作るビタミンDがたっぷり!
《作り方》(2人分)
【1】鮭の切り身2切れ(約160g)に塩、こしょう少々をふり、薄力粉大さじ2をまぶす。
【2】フライパンにサラダ油大さじ1 1/3を熱し、【1】を入れて両面をこんがり焼き目がつくまで焼く。
【3】玉ねぎ1/4個はみじん切りに、きゅうり1/2本、黄パプリカ1/4個、トマト1/4個は5mm角切りにし、市販のイタリアンドレッシング大さじ4であえる。
【4】【2】を皿に盛り、【3】をかける。
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教えてくれた人
センター助教・管理栄養士の大村香織さん
撮影/武井メグミ(料理)、料理作成/大越郷子
※女性セブン2020年10月8日号
https://josei7.com/