韓国風のおでんを作ってみよう!「油揚げとはんぺんで韓国の練り物“オムク”風に」
冬の最強メニューといえばおでんだが「具や味がマンネリ気味で、飽きてしまう…」。そんな人におすすめなのがアジアンテイストのおでん。韓国の練り物”オムク”が主役の<韓国風おでん>と、シンガポールやマレーシアのローカルフード、骨付き肉を使った<バクテーおでん>。2つのおでんの作り方と味わい深いシメも合わせてご紹介します。今夜はエスニックなおでんで温まりましょう!
教えてくれた人
上島亜紀さん/料理研究家
簡単でおいしい家庭料理が人気。『切って並べて焼くだけ!ごちそうオーブン料理』(Gakken)など著書多数。
韓国風おでん
油揚げに具を挟んで“オムク”風に
だし A和風だし <和風だし(無塩)…3カップ 酒…1/4カップ 塩…小さじ2/3>
たね はんぺん串<油揚げ(お稲荷さん用)…2枚 はんぺん…1枚 えごまの葉…4枚> 肉バラ串<油揚げ(お稲荷さん用)…2枚 豚バラ肉…4枚 えごまの葉…4枚>うずらの卵水煮…6個 トッポギ…6本 早煮え昆布…15cm長さを4枚
味変 Bヤンニョムジャン<コチュジャン・酢…各大さじ2 白すりごま…大さじ1 5mm幅に切ったにら…3本分 みそ…大さじ1/2>
作り方
【1】油揚げはペーパータオルでしっかり押さえて油を取り除き、開いて縦半分に切る。はんぺんは縦半分に切ってから厚みを半分に切る。はんぺんと3等分に折ったえごまの葉を油揚げで挟み竹串で波状に刺す。豚バラとえごまの葉を油揚げで挟み竹串で波状に刺す。同様にそれぞれ4本作る。うずらの卵は3個ずつ竹串に刺す。
【2】鍋にAと昆布を入れて加熱し、煮立ったら昆布を取り出して結んで戻す。【1】の串を加え、弱めの中火であくを取りながら10分煮込む。うずらの卵、トッポギを加え、トッポギが柔らかくなるまで1~2分煮込む。
【3】Bを混ぜ、好みでつけて食べる。
★POINT:開いた油揚げにはんぺんなどを挟み、串で波状に刺して、韓国の練り物“オムク”を再現。
シメは韓国雑炊
だしにご飯とヤンニョムジャンを加えた韓国雑炊でシメ。えごまを添えて風味をアップ。
バクテーおでん
切れ目を入れるひと手間で、豚肉が驚くほど柔らかに
だし Aエスニックだし<和風だし(無塩)…3カップ ナンプラー・鶏がらスープの素…各大さじ1>
たね 豚スペアリブ…500g 冬瓜…1/8個結びしらたき…6個 すじ…4個 にんにく…2片
味変 パクチー…1束
作り方
【1】豚スペアリブは骨に対して縦に1本切れ目を入れる。冬瓜は皮をピーラーでむき、わたと種を取り除き、大きめの乱切りにする。結びしらたきはゆでてざるにあげる。にんにくは半分に切って芽を取る。
【2】鍋にA、スペアリブ、にんにくを入れ、あくを取りながら煮立たせる。しらたき、冬瓜を加えて10分煮込み、すじを加えて5分煮込む。
【3】刻んだパクチーを添える。
シメはそうめん
シメはそうめんを投入し、パクチーをたっぷりと。豚肉とすじの旨みが利いただしが麺に絡んで、絶品。
撮影/川上朋子
※女性セブン2024年2月1日号
https://josei7.com/
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