パスタ・そば・うどん・冷製おかずトマトとお酢を使った健康8レシピを料理家・山脇りこさんが提案
トマトは、リコピン(抗酸化作用)、クエン酸(疲労回復・食欲増進)、カリウム(高血圧予防)、ビタミンC・E(美肌・風邪予防)、食物繊維(肥満予防・便秘解消)など驚くほど栄養豊富。お酢には、酢酸の力で疲労回復・減塩・肥満防止効果が期待できる。そこで、トマトと酢を使った「冷製おかず&麺とご飯」のレシピを料理家の山脇りこさんに教えてもらいました。ひんやり、さっぱりとした味わいで食欲が落ちるこの時期にぴったりです!
教えてくれた人
料理家 山脇りこさん
季節感のある家庭料理が得意。発売5か月で10万部を突破した『50歳からのごきげんひとり旅』(大和書房)が話題。
※材料は特記以外2人分です。電子レンジは600Wを使用しています。
※酢と記載のものは、米酢を使用しています。好みの酢を使用しても効果等に問題はありません。
※トマトは通常のトマトのほか、ミディトマト(中サイズ)、フルーツトマト(中サイズ)、ミニトマト(各種カラー含む)を、すべてへたを取って使用しています。
トマトと夏野菜のバルサミコ酢煮
コクのある酢で夏野菜をごちそうに仕上げて
<作り方>(作りやすい分量)
【1】かぼちゃ1/4個(200g)は耐熱皿にのせ、ふんわりラップをかけて電子レンジで3分加熱する。粗熱が取れたら大きめの一口大に切る。
【2】トマト中2個はざく切りに、なす2本は皮を縞目にむいて一口大に切る。ししとう6本はへたの先を切る。
【3】鍋に白ワイン・水各1/4カップ、バルサミコ酢大さじ2、砂糖大さじ1、塩小さじ1/2、しょうゆ小さじ2を入れ、【1】と【2】を加えて、蓋をして中火にかける。かぼちゃに火が入り、なすがしんなりするまで10分ほど煮て、そのまま冷ます。
トマトツナ
レンチンで作る簡単自家製ツナが絶品
<作り方>(作りやすい分量)
【1】まぐろ(刺身用さく)150gは半分に切って全体に熱湯をかけ、数か所包丁で切り目を入れる(電子レンジ加熱時の破裂を防止するため)。
【2】トマト中1個は6等分のくし形切りにする(皮は好みで取っても可)。
【3】耐熱ボウルに【1】と【2】を入れ、オリーブオイル1/4カップ、酢大さじ2、塩小さじ1/2を加え、ふんわりラップをかけて、電子レンジで4分半加熱する。人肌まで冷ましたらラップを取り、器に盛りつけ、粗びき黒こしょう適量を振る。好みでバゲット適量を添える。
トマトと手羽中のビネガー煮
冷めてから食べると味がしみしみ
<作り方>
【1】手羽中12本に塩小さじ1/4をもみ込む。フライパンにサラダ油小さじ2を入れて中火にかけ、手羽中を入れて両面をこんがりと焼く。
【2】へたを取ったミニトマト18個と酢大さじ3、塩昆布7gを加え、蓋をしてトマトが少しやわらかくなるまで、3分ほど蒸し焼きにする。そのまま冷ましたら器に盛り、せん切りにした大葉6枚分を添える。
→トマト×酢の健康パワーに注目!「免疫力向上」など7つの効果!山脇りこさんの「トマト×酢」の前菜・サラダレシピ