クリスマスチキンの簡単レシピ「丸鶏でジューシー」「骨つき肉でパリッと!」プロの技
自宅にある材料だけで作れる&ちょっとしたテクニックをチキン料理専門店のプロが伝授。華やかで特別感のあるクリスマスチキンは、皮パリッ、肉汁はジューシーがポイント! 丸鶏1羽を使ったローストチキン、骨付きもも肉の和風チキンのレシピをご紹介。いずれも身近な材料でできるお手軽&簡単レシピです。
丸鶏のクリスマスローストチキン
<材料>(3~4人前)
丸鶏(中抜き)…1羽(約1kg)
じゃがいも…1個(約150g)
にんじん…1本(約100g)
玉ねぎ…1個(約150g)
ローズマリー…2~3本
オリーブオイル…大さじ4
A:しょうがのすりおろし、またはチューブ…小さじ2
にんにくのすりおろし、またはチューブ…小さじ2
塩…大さじ1
こしょう…大さじ1/2
※上記の1kgを基準に、鶏の大きさによってAの分量を増やす。七面鳥で作る場合も同じ。
<作り方>
【1】丸鶏はお腹の中までよく洗い、キッチンペーパーで水気を取ってから混ぜ合わせたAを全体にすり込む。このときお腹の中に手を差し込み、内側にもしっかり下味をつける。
【2】ローズマリーをお腹に差し込む。そして足がクロスするように麻糸でしっかり結ぶ。ラップをし、室温で約1時間おく(冬場の場合)。冷蔵庫で一晩おくと、より味がなじむ。
【3】にんじんを乱切りにし、皮つきのじゃがいもを4~8にカットして7~8分茹でる。玉ねぎはくし切りにしておく。
【4】オーブンは180℃に予熱しておく。オーブン皿にクッキングシートを敷き、【3】を散らして中央に【2】を置く。
【5】180℃で1~1時間20分ほど焼く。20分経ったら扉を開けて、丸鶏の表面にオリーブオイル大さじ2をかけ、ゴムべらでまんべんなく塗る。このとき鶏から出た脂が天板にあればそれも全体に塗る。さらに20分後、同じ作業を行う。
【6】全体がキャラメル色になったらもも部分を竹串で刺し、透明の肉汁が出てくれば焼き上がり。肉汁がピンク色なら、さらに10~20分ほど焼く。
骨つきもも肉の和風クリスマスチキン
<材料>(2人前)
骨つきもも肉…2本(約600g)
白ワイン…小さじ4
しょうゆ…小さじ4
みりん…小さじ4
塩…小さじ1
砂糖…小さじ2 A
<作り方>
【1】 耐熱皿にもも肉を並べてラップをする。500Wで表5分、裏5分の計10分、電子レンジで加熱する。
【2】フライパンの底が5㎜浸る程度にサラダ油(分量外)を入れ、強火で熱する。煙が出る寸前まで温め、【1】を入れ揚げ焼きにする。焼き目がついたらひっくり返し、両面をこんがりと焼く。
【3】【2】を皿にとり、フライパンの油をキッチンペーパーで拭き取る。再度フライパンを強火で熱してもも肉を入れ、混ぜ合わせたAを半量投入する。30秒ほどでひっくり返し残りのAを入れ、煮詰まったらできあがり。
教えてくれた人
ロティサリーチキン専門店 ALZE広尾店 店長 小宮渉さん
銘柄鶏「つくば鶏」をロティサリーマシンでじっくりとロースト。香ばしく、ジューシーな旨みの詰まったチキンを味わえる。
■ロティサリーチキン専門店 ALZE広尾店
東京都港区南麻布4-14-1
営:11~23時 休:年末年始
https://www.alze1978.com/category/alze-hiroo/
撮影/宮本信義
●本当においしい骨付きフライドチキン揚げ方|秘密はマリネ液と衣の付け方