「出勤だに」「ルト子」って何?どういうこと!?働くシニアの爆笑LINE誤変換
「お世話になっております」「承知いたしました」など、仕事をしている人なら毎日使う言葉。だからこそ気が緩んでとんでもない誤変換が生まれてしまうことも。介護も家事も分刻みで忙しい働くシニアによる絶妙なLINE誤変換をまとめてみました! リモートワークならではの誤変換に注目です。
出勤だに…ってなんか妙な響きです
「だに…って」(20代・女性)
50代の母から届いたお茶目なLINE。梅雨時オフィスに発生しそうなダニのような気もしますが、どこか方言の香りも。
「だに」「方言」で検索してみると、静岡県西部地方で使われる遠州弁の「だよ」を意味する言葉だそうです。お母さんは東京出身。どう打ち間違えたら「だに」が出てくるのでしょうか。
ちなみに、遠州弁では、「走る」を「飛ぶ」、「内出血」を「血が死ぬ」、「髪を切る」ことを「頭を切る」、「すねる」を「ちんぷりかく」というなど、思わず笑っちゃう方言がたくさんあるようです。「いま、ちんぷりかえった!」「そんなことないだにー!」など、楽しそうなやりとりがいっぱいありそうですね。
おますって…おちょやんでおますか?
「ばりばりの関東出身の人から届いたLINE。思わず吹き出しちゃいました」(40代・女性)
「お世話になっております」を「おせわになっておます」とかましてしまった女性。NHK連続テレビ小説『おちょやん』の大ファンだったんでしょうか。
おちょやんでは、「よろしおますか」「わからしまへんで」「このあほんだら」など、大阪の南河内の方言がたくさん出てきました。真似したくなる気持ちはわかりますが、仕事の場面では冷や汗ものです(笑い)。
承知してました…って偉そうじゃない?
「即レスだったので余計笑いました」(40代・女性)
四の五の言わず「承知しました」「かしこまりました」と、即レスを常に意識しているわたくし、ライターの氏家裕子。
編集担当のかたから来たLINEにいつも通り「承知しました!」と即レスしたつもりが、なぜかちょっと上から目線になってしまいました。編集のかたが笑ってくれてよかった。ほっとしました(笑い)。
「承知しました」は、以前にも間違いをやらかしたことが…。「焼酎しました」と誤変換しました。読んでみてください。
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ルト子って誰!? ギャグ漫画のヒロインみたい
「OL漫画の主人公の名前かと思いました(笑い)」(40代・女性)
友人の仕事終わりに食事の約束をした女性。もうすぐ駅に着くときにLINEをすると、友人からはナゾの自己紹介のようなLINEが戻ってきました。
相当、慌てながら退勤準備をしていたのでしょうか。「会社出ることだよ」と送りたかったところ「会社出ルト子だよ」と誤変換。
追手内洋一(ついてない よういち)や杉田努力(すぎた どりょく)などのダジャレの名前が多数登場する漫画『とっても! ラッキーマン』の新キャラみたいですね(笑い)。
最後に、ライター氏家による創作誤変換をお送りします。お仕事には絶対に必要な「おつかれさまです」がこんな有り様に!?
お造り様って…特別なお刺身の盛り合わせ?
「おつかれさまです」をまさかの「お造り様です」と誤変換。お刺身に敬称をつけるという不可解な言葉ですが、昨夜のご飯にお刺身が出てきたらもしかしたらこんな間違いしちゃうかも?
ビジネスの定型句ってほとんど無意識で打ってるから、誤変換に気がつかず送信してしまうことも…。クスリと笑える程度ならいいですが、仕事上の誤変換には要注意ですね!
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介護ポストセブンでは、介護の合間に読んでクスッと笑える誤変換・誤字LINEを大募集。高齢の母や祖父母、介護にまつわるやりとりなど、気軽にお送りください!取材・文/氏家裕子
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