父から「ちぎって鼻毛ちぎって鼻毛」と謎のLINE ”毛”にまつわる不思議な誤変換
寒さで空気が乾燥する季節、毛髪がパサつきがちですよね…。そんな中、“毛”にまつわるLINE誤変換が豊作！「鼻毛をちぎる父」「脱毛しちゃった友人」など、おいおい大丈夫かい!? と、かなり心配になる謎の誤変換。読んで温まってください。
鼻毛をちぎる父って!? 痛そう…
「父の鼻毛が風に舞う様子を想像しました」（40代・女性）
お休みの日のお昼ご飯の時間、70代の父が家の中にいない。40代の娘さんが父にLINEしてみると、「ちぎって鼻毛ちぎって鼻毛してた」という返信が…。娘さんの頭には、寒空の下、小さな公園で背中を丸めながら鼻毛を抜いている父と、その周りを大量の鳩が囲んでいる様子が浮かんだそうです。
しかしすぐに「鳩に餌を”千切っては投げ、千切っては投げしてた”」の誤変換だと判明し、娘さんは大笑い。
彼女の頭の中に浮かんだ、鼻毛を指で抜いて鳩に投げつける父の姿はとてもさみし気で、なぜだか少し胸がチクチク。その日は、いつもより父に優しくすることができたそうですよ（笑い）。
脱毛してまさかのスキンヘッドに？
「優勝した錦鯉のスキンヘッドに感化されたのかと（笑い）」（40代・女性）
昨年12月に開催された『M-1グランプリ2021』。優勝したのは、M-1史上最年長となる50才の長谷川雅紀さんと43才の渡辺隆さんのコンビ・錦鯉でした。
その放送後、友人からこんなLINEが…。
チャンピオンの長谷川さんはスキンヘッドで歯が8本無いことで有名。LINEをもらった女性は、まさか長谷川さんに感化されて脱毛してスキンヘッドに!? と、一瞬思ったそうですが、まさかまさか（笑い）。
脱帽と脱毛の誤変換だったそうです。後日、友人に会うとちゃんと髪の毛があったので一安心したのだとか。
パートで重大な刑に処された!?
「パートでなにかやらかしたと心配しました」（50代・女性）
ひまな時間に友人にLINEをしてみると…なんと「パートで求刑中」の返信が！
え、パートでなにか犯罪をやらかした？ もしやパート先で事件が？ とぐるぐると不吉なことが頭を廻ったそうです。
でも、待って待って。そんな大変なときに即レスは変だよね。落ち着いて考えてみたら、休憩中と求刑中を誤変換したのだと判明しました。
その後、友人のかなさんから「求刑中のご飯」とこれまた誤変換のままで、パート先のレストランのまかないご飯の写真が送信されてきたそうですよ（笑い）。それにしてもきゅうけい、と打ったときに最初の予測変換が求刑になるって、どういうことなんでしょう。
「圧倒位馬」って古い四字熟語？
「私の知らない四字熟語かと思いました（50代・女性）
2022年になったと思ったら、1月も一瞬のうちに過ぎ去ってしまいました。すると、70代のおかんからこんなLINEが届きました。
「圧倒位馬に1月終わったね」
娘さんの頭はハテナマークでいっぱい。漢字4つが並んだ知らない言葉に「私の知らない四字熟語？」「おかん中国語でも始めたの？」「それとも、まさかの70代競馬デビューで、競馬用語でも使いだした？！」。さまざまな妄想がぐるぐる。
結局、「あっという間」を「圧倒伊馬」と打ち間違えていたことが判明。悩んだ時間を返してっっ！！とおかんに言いそうになったそうですよ。
クソ安い作品を描く画家…って何の話？
「話がぶっ飛びすぎ（笑い）」（40代・女性）
コロナが落ち着いてきたら、またみんなで飲みたいよね～と、友人の鈴木さんと話していたときのこと。女性が「いい店知ってる？」と質問すると「クソ安い画家でもいい？」という意味不明な返信が。
「クソ安い画家という名前のお店があるの？」「クソ安い画家がオープンした飲食店？」「それともクソ安い画家が接客してくれるバーとか？」 いやいや、そもそもクソ安い画家ってなに?? 女性は、頭の中でノリツッコミ。
最終的に、「クソ安い居酒屋」と打とうとしたところ、「画家」と間違えて打ってしまったことがわかりました。
どうやったらそんな誤変換が生じるのか、全く不明。ですが、その居酒屋は友人たちの間でひそかに「クソ安い画家」と呼ばれるようになったそうですよ。
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取材・文／氏家裕子
※実話を元に一部設定を変えています。画面は編集部で作成し直したものです。
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