母から「詐欺してみて!」「遺体します」って何!? ちょっと怪しいLINE誤変換
高齢の母から「詐欺してみて」という恐ろしいLINEが届きました。後輩からは「遺体します」と、なんとも不吉なメッセージが…。なんだか怪し気な事件の香りがする誤変換の数々、じっくりお楽しみください!
「詐欺してみてくれない?」ってマジか⁉
「財布と詐欺の文字が並ぶと強烈でした」(40代、女性)
出かける前のおかんから来たLINE。「財布がみつからない」の後に入って来たメッセージは「詐欺してみてくれない?」という恐ろしい文章でした。
え? まさか詐欺をしてお金を用立てようとしている? おかんのくせに、オレオレ詐欺の計画を娘に持ちかけてる?!と一瞬心配になりましたが、「探してみてくれない?」の誤変換だと判明。
結局、財布はいつも閉まってある場所にちゃんと置いてあったそうで、娘さんはホッとするやら情けないやら…。母との一連のやり取りでどっと疲れたそうです。
遺体の、か、確認…?
「遺体を確認する彼の姿が頭をよぎりました」(40代、女性)
会社の後輩男子から入って来たLINEのメッセージ。最初に目に飛び込んできたのは「遺体」という二文字でした。
「お願いいたします」の誤変換だということはすぐにわかりましたが、遺体を確認する後輩君の姿が頭をよぎって、LINEをもらったあともしばらくゾワゾワしたという女性。
「あまり仲がいい後輩でもなかったので余計に心配になりました」と振り返っています。
それにしても「お願い」と入れて予測変換に「遺体」が出てくる斎藤君のプライベートって、どうなっているのでしょうか⁉
今回は「いたい」誤変換がもう1本届きました。以下で紹介遺体しましょう!
「痛い…でも買う」って無理しないで!
「LINEしている最中に痛いことがあったのかと思いました(笑)」(50代、女性)
仕事の現場に何か昼食を買っていきましょうかと提案したところ、現場にいた先輩から「サンド痛い」という返信が…。
サンドウィッチであることはすぐに想像できたのですが、なぜ「痛い」となってしまったのかは深い謎。
LINEを打っている最中にパン屋さんの壁に挟まれてしまった先輩の姿、足の小指をパン屋さんの扉で挟んでしまった先輩の姿――。急な痛みに襲われた先輩が思わず「痛い」と叫びながらもパンを買う姿が脳裏をよぎりました。
サンドイと打って「痛い」という予測変換が出てきてしまう、先輩の私生活がちょっと心配になったそうです。
ダメな弟っぽく教えればいいの?
「愚弟っぽく説明するって…?」(40代、男性)
会議で新しい企画を提案したフリーライターの男性。会議直後に発注者の鈴木さんから「先ほどの件、愚弟的に教えてください」という謎のLINEが届きました。
愚弟的とは一体?
真面目な男性は一瞬、自分の知らないところでそういう言葉が流行っているのか、もしかすると愚弟っぽく説明するなにか意図があるのかも? と、混乱。
その後、鈴木さんから「失礼しました!『具体的に』と入れようとして間違えました」と謝罪のLINEが届いたそうです。ちなみに、鈴木さんに弟はいないそうです。
佳代さんって素敵な人なんですね!?
「誤送信かと思いました」(30代、女性)
友人から遊びに誘われ、スケジュールをチェックして空いていることを確認した女性。「明日遊べるよ~!」と勢いよくLINEを送ったら、友人からは「最高佳代!」という知らない女性の名前が返ってきました。
女性は「佳代という友達に送ろうとしたLINE?」と思い、友達に誤送信を確認したところ「最高かよ!」というLINEの誤変換だと判明。
「〇〇かよ」は、2015年の『ギャル流行語大賞』で2位にランクイン(同年の1位は「パリピ」)した言葉で、相手に突っ込みを入れたり、驚き、感心などの感情をあらわしたりすときに使うとのこと。アイドルグループHKT48が、『最高かよ』という曲をリリースしています。
ちなみに、友人には佳代という友達はいないそうです。
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介護ポストセブンでは、介護の合間に読んでクスッと笑える誤変換・誤字LINEを大募集。高齢の母や祖父母、介護にまつわるやりとりなど、気軽にお送りください!
取材・文/氏家裕子
※実話を元に一部設定を変えています。画面は編集部で作成し直したものです。
●父から「ちぎって鼻毛ちぎって鼻毛」と謎のLINE ”毛”にまつわる不思議な誤変換